キャンディーズにはあった

NHKのプライム10で「キャンディーズ」特集をみた。物心付く前にキャンディーズは解散していたので、まるで記憶には無い。でも僕はチャンネルに釘付け。

キャンディーズは個性があって品が良くて歌がうまくて、可愛げがあった。昨日書いた「30独身女」が失ったものが彼女たちにはあった。

結局今日も三十女への嫌味ですか?

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そうゆうわけでもないんですけど。

30代の皆さん、どんな女性誌読んでいますか?
僕は月刊「丸」ですね。日本史が苦手なキミも「ノモンハン事件」に詳しくなるよ。「月刊GUN」はグロッグ特集。特集されても困るけど。

あと最近一番気になる雑誌、月刊「秘伝」はこんな特集。

緊急提言◎現代の武道人たちへ告ぐ
稽古道具の所持と“武器携帯”の現状認識

でも、アンケートの回答を見たら「女性誌」限定か。質問はちゃんと読もうぜ俺。

同じ30代でも女子は「BAZAR」「ELLE」とかファッション誌ばっかりだねえ。「BAZAR」ってボンテージ専門誌の「BiZARRE」じゃないのか。なんだ勘違いして損した。

押切もえは小川菜摘に似てるとおもうけど、それ以上の興味はなし。

30過ぎても頭の中が「nonno」「Jille」「Zipper」「cutie」なのはどうかと思うぜ。ピンク色の化繊の浴衣を平気で身につけるんでしょう?なんだかなあ。

30過ぎたら正絹とか大島とか、絞りとかのもっと落ち着いた生地で大人の女を演出すりゃあモテるのにな。顔が派手なら加賀友禅もお勧めですけど、「CanCan」は加賀友禅の染師特集などせぬので、一生化繊の振袖で終わるんでしょう。彼女たちは教わらないとはじめないから。

着物業界は良くしたもので、「三十振袖」なんてステキな悪口があります。褒め言葉ではないので「とうの立った」女性に面と向って言わないように。女性誌の読者はみな「三十振袖」だと思って間違いないでしょう。

良い着物が欲しければ、生地から仕立てましょう。吊るしに比べ高くなります。仕立て代と生地代で同じ和服でも3倍くらいかかりますが、ブランドバックを買いあさるくらいなら着道楽のほうが趣味は良いとおいます。だって年取っても着られるんだもん。

「anan」で和服特集をしたら皆理解するかなあ?でもアンアンの特集記事を見て、それは無いとおもった。↓

恋愛対象の男性はもちろん、女友達や年上の上司たちにもいつもかわいがられていて、誰も悪く言わない好感度満点なタイプ。今号では、そんな女性に近づくため、日常にできる心がけからボディの磨き方まで、心身にわたるハウツーを紹介。

今月号の特集は「愛され力アップ大作戦」(笑)

キワものながら確実に人気なタイプの目撃談、自分自身の愛され力を知る心理テストなども用意して、ただの美人とはちょっと違う、その微妙な愛され力のポイントを探っていきます。

女性誌は凄い。精神病患者のロジックみたい。自分は悪くない。

特集には「ただの美人」だけでは「愛されぬ」と書いてございます。読者の多くは「愛されぬ」女性ゆえ、自分が「ただの美人」だからいけないんだわ、と思い当たります。勘違いですけど。

いや、だからさあ、自分が「美人」の枠に入っていると思うその傲慢さが縁を遠いものにしてんだけどさあ、いい加減気がつこうよ。

話は飛ぶ。

楽天野村監督、日米野球の辞退続出に苦言
辞退者が続出して困った野村監督が不平をもらした。選手はオフの調整とかなんとか言い訳してるけど、結局、監督が野村だからからですよ。俺が選手ならオフにあのジイサマに付き合いたくないもん。

これが王監督だったり長島監督だったらでます。

このように、人間の好き嫌いは年齢に関係ありません。71歳の野村監督は71歳だから嫌われているのではなく、「野村」だから嫌われてるのです。だから、30独身女は「三十路」だからとか、「愛され力」不足だから愛されないのではなくて、「貴女だから」愛されないのね。とりあえず自分自身を点検したほうが良いよ。俺なんか毎朝指差し確認してますもん。

よくわからない人は「anan」を買うべし。