旅立ちカフェ

メイドカフェが初登場=経営者は16歳-シンガポール
”welcome back master”
これがお帰りなさいご主人様、になるそうな。

メイドカフェばかりもてはやされる軟弱な風潮に一石を投じるべく、硬派なカフェを作りたい所存であります。

イメージは、「愛と青春の旅立ち」です。

陸軍士官候補生を要請するカフェとなります。米軍キャンプ風の落ち着いた雰囲気。椅子やテーブルは沖縄の放出品ショップから直輸入した本格派。店内は常連客の笑い声が絶えません。

な~んて甘いことはひとつもない。

カフェに入る前、すべての客は容赦なく「クルーカット」にされます。ようは丸刈りです。とりあえず注文を受けに来た軍曹には必ず「サー」って付けて対応します。そうしないと腕立て伏せ100回。

出来立てのコーヒーをとりに行かないとスクワット100回。コーヒーを残しすと雨の中20kgの荷物を背負って行軍させられます。紅茶がまずいなんていおうものなら大変です。

でも、お店を出るとき、軍曹よりも階級が上がっているので最敬礼で「いってらっしゃいませ」といわれます。そのとき、かぶっていた帽子を上に投げるのがお約束。帰りしな工場で恋仲の女工さんをお姫様抱っこするもよし。

でもそこに行き着けるのはお客さん全体の3%ほどです。残りはカフェから出られないので訓練は続きます。

水曜日の担当はハートマン教官が担任の日なので、「フルメタルジャケット」の「レナード」みたいに気がくるって教官を撃つ客もでてきます。

そんな「愛と青春の旅だち」カフェがお前ら新兵を待ってるぜ!

って言われて誰が行くか。