カップ&コーン

S17のクランクがカクカクする。
右を踏み込む瞬間、カクッとなる。
BBがへたったらしい。

カップ&コーンというタイプで、安い自転車ではよく使われる部品。
玉あたりをとらないとカクッとなってしまう。

一般には、さっさと交換してしまう部品みたい。
でも、ちょっとカクッとなったくらいだし。
カセット式BBはメンテナンスフリーでよいのかも知れないけど
別にカップ&コーンで良いじゃないか。
たまにグリスアップして玉あたりを調整すればよいのだ。

早速調整開始。

まずはペダルの取り外し。こうしないとショートクランクが外せない。
トピークのクランク抜きレバーとペダルがぶつかってしまう。

14のT型ソケットレンチでネジを外す。
何度も繰り返しているので流れるように2分ほどで完了。

固定ネジ付きのBB軸が現れました。

軸の根元に溝が掘ってあります。
この部分にカニ目のレンチを差し込んで調整するのでしょう。
無かったのでその辺にあったいつものラジオペンチで溝に差し込んで調整。

リテーナーごとベアリングが浮いていた分を締めこみます。1/4回転ほど。
締めすぎるとクランクの動きが渋くなるので程々にします。

ほぼ適切に調整できたので、クランクとペダルを組んで試走しました。
カタカタがとれたよ。

専用工具を買うほどではないのだけれど、カニ目とフックレンチは一応用意しておこうか。
調整するだけなら自転車用のプレートレンチで十分そう。
交換までするとなると今度はカセットレンチ用の締め付け工具が必要。
工具を買うときは自制しています。
一生に何度使うかわからない道具を肥やしにするのももったいないのです。

カップ&コーンで十分だし、工具も最悪造れば良いかなと思う今日ころごろ。

買い物自転車のボトムブラケットベアリング修理 【TAKAよろず研究所】

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