twitterとtumblerの便利さと紙の本の不自由さ

動画を撮ったらYoutubeにアップして、ツイッターとタンブラーにアップすると見てもらい易くなります。どちらも日本国内では情報共有目的に使われていますが、海外では情報発信の手段に使われています。わたしの調べ物は主に工作関連で、制作過程を逐一見せるのに便利な仕組みだなと関心をもって見ています。

ツイッターの活用といえば、好きな作家の名前を調べたらたまたま新刊案内を発見しました。むかしなら新聞の広告を見てその足で本屋に出向いたものです。いまはネットでみてネットで注文できます。「紙の本」という物質文明から自由になれば、本が届く時間すら不要になります。キンドルが使い物になるなら、あと数ヶ月。

2012年8月。まだ紙の本を取り寄せています。もしかするとこれが最後の紙の本かも。

私の住まいは関東といっても首都圏とは言い難く、私が欲しい本が書店の棚ならぶのは早くて二週間後。運が悪ければ一ヶ月後に一冊だけ入荷するような場所です。刷数が1000から3000くらいの本は書店が飾るのを待っている限り一生手に入りません。

大多数の本好きは欲しい本が手に入らないリアル書店を無視しているはず。

冷たい言い方かもしれませんが、本が欲しい人にとっては取次の存在も書店の存在も実はどうでも良いのです。書店側は気がつかないのでしょうか?欲しい本を買いに出かけて、何度も肩透かしを喰らえば本屋に限らず個人商店でもデパートでも二度と行かなくなるでしょう。

キンドルが普及したら、書店の数は半分くらいになりそうです。昭和60年あたりの書店数にもどるだけなので、あまり悲観はしていません。