消費される名言

SNSの短文を読んでいます。二週間目で、食傷気味。名言の類は何とも言えない妙な気分になります。そなに偉そうなことを言われても困ります。

ちょうど、自動生成されるアンソロジー本が次から次とでてきて、読んでみるとその中身が薄い感じ。薄い本はたくさんあって、さてどうしましょう。

名言もコツも、体系のある教養の骨組みの中にあって、そこからエッセンスだけ取り出して名言風に並べてもあまり価値はなく、もとの文章に価値があっても取り出し方次第で台無しになることもあります。

短文の名言はどこかの本から抜き出したものが多く、一方的に抜き出して消費して、食べつくしたら次にどこから仕入れるつもりなのでしょうか。