今月の工作はアルミ板の加工から

地味に設計中。カメラステージは難問であります。半分答えが出てきました。カメラスタビライザーにおけるカメラステージは、カメラの置き位置をこまかく動かせる部品が必要となります。その部品は主にアルミニウム板でつくります。ネジの微動を入れると非常に作るのが面倒になります。実際、ネジにするメリットと微動を入れたために被る不利益が相殺されるので、私はネジ微動は入れずに作っています。

部品を自作する上で問題となるのは、長い穴、いわゆるバカ穴を開けることです。最初から開いてる金具を加工して使う方法を見つけたので、たぶんコンデジはそれで対応できると思います。一眼のほうは構造材を替えることで強度を出します。いままで使ってきた手法をそのまま使い、部材だけ大きくして一台試作を作ってみます。

量産は、手元にあるユニバーサルジョイントとボールジョイントの数だけ作ります。その先は作ってみて不満があったら追加します。今月中に着手して、部材を大きくしたバージョンが実際どうなるか確かめるつもりです。個人的には長い丁字のモデルが好みなのですが、世間的にはマーリンタイプに一眼を載せたいらしいので、なぜ茨の道をいくのか分かりませんが、需要に合わせていちおう試作しようとおもいます。