先進的省力型

材料と強度と固定方法を吟味しています。いままで使った方法でそのまま作ると作業工程がものすごく増えてしまうのでなんとか簡単にしようと模索中。真似しやすい形を考えています。ひとつ問題としては、私がつくるとアルミのパイプは曲げるしドリルは平気でするしアリ物よりも素材を加工してしまうので心得がないひとが真似してくれない点がいまいち。スペイン語とかしらない国はわりと受けが良くて、情報が多い英語圏はあまり食いついてくれません。

構成はスレッドタイプで、ジンバルは多重リングの十字に軸を受けるタイプではなく、ユニバーサルジョイントと小径ベアリングを使う方式で作ります。おもに携帯とiPhone5あたりで使える実証機をこしらえる予定です。

ふだん使っているのは足の折りたたみに凝りすぎて重くなってしまいました。あそこを軽くすると全体で700グラム台までは落とせそう。あまり軽いと今度は風になびくので困りますが、うまく作れば800グラム前後で十分安定するはずです。カーボンは使いませんので、アルミが中心となります。鉄をつかうと金具が重くなりあまり好きではありません。

いま取り組んでいるのはカメラステージの固定方法。
tubebender |Making Camera Stabilizer
このときにも相当試行錯誤をしてますが、一番簡単な方法は案外思いつきません。作ってみて実験してどのくらいの負荷が掛かるかためしてみて、思ったより強度が不要と分かりました。仕舞い寸法をできるだけ小さくして本体と足を分離せずに済む形にして携帯性を持たせるつもりです。あとふたつみっつ要求される要素があるので少しずつパーツを組み換えながら、ただの簡易や末期省力型ではない必然としての形を生む予定です。だからたぶん見たこと無い変な物ができると思います。