かわりに撮りましょうか

はやく風邪治んないかなあ。

だいぶん回復しました。朝起きた時の苦痛が和らぎつつあり、体温が高いうちは喉の痛みを忘れることができます。

週末日帰りで東京に行くので、その時までに直ってほしい。寄り道してる時間はなさそうなので、とんぼ返りです。お酒を飲まないならいちどTXに乗りたい。筑波まで車で行って車置いて秋葉原なのですが、今回はおめでたい席。およばれする場所も飲み屋さんで、帰宅はきっと高速バスか常磐線になります。

カメラの撮影技量が上がるおまじないってないんでしょうか。いつもノープランの条件反射で撮ってるのが悪いのかなあ。最初に場所が決まっててロケハンして動きを決められる映画的な取り方なら計算ずくでできましょうが、行き当たりばったりなのであんまり演出のやりようがありません。どのタイミングでどう取るか、動と静のリズムを考えて、次は撮影しようと思ってます。

学校と契約する運動会を撮影するカメラスタジオのカメラマンが居ますけど、あの人たちはある程度数をこなすと取るべき場所が見えるようになるのでしょうか。そうだとするならば、私にはまだ経験がたりません。自分で撮影した百里基地の航空祭の動画を見ながら、もうちょっとここはなんとかならなかったのかと反省するばかりです。

次は動かない、FIXで撮る時間を長くしようとおもいます。カメラを固定するためにはコントロールするハンドルが必要になります。

いま使っていますスタビライザーはジンバルの上に本体との繋ぎ部品として塩ビのキャップが付いてます。パンニングは塩ビキャップを指で挟んで回転。チルトのアップダウンも塩ビキャップをつまんでます。航空祭のときは相手が飛行機なので撮影対象は全部上空で、カメラを上に向けるには塩ビキャップ部分が短くて困りました。もっと細身でふんわりつかめる長さが欲しくなります。もしかしたらセッティングを上空向けにしてドロップタイムを無限に近くしておけばよかったのか?

手と把手がぶつからないようにパイプを曲げ、その上にコントロールハンドルをつけた形ならば撮影はもっと簡単だったのでしょうか。形としてはいささか不細工になりそう。どこかに妥協点はあるはず。

例えるならブラックバードスタビライザーくらいデカイ曲げを付ければ行けそう。

Steadicam + BlackBird + SkateBoard from Olivia Speranza on Vimeo.

なんでしょう、このちょっと俺にやらせてみろ感。

失敗の理由はいくつか見えます。

まず、使ってるのが通常のパイロット用のアームであること。

パイロット用のアームは、グリップを斜めに刺さねばなりません。
グリップは垂直の縦向きにしたほうが、抵抗は少ないはずです。
www.teknoav.fi/images/Tiedotteet/SteadicamMerlinArmVest.pdf
公式のマーリンベストをみたら、アームの取り付け部品は斜め。
マーリンのジンバルはかた一方に傾いてるからこれでも平気なのでしょう。
でもブラックバードは水平面上を直交するジョイントを使っています。

だから、グリップの斜めざしは影響があると思うのです。
私が使ってる小型のユニバーサルジョイントですらグリップの傾きは映像に悪影響を及ぼします。
大型のユニバーサルジョイントを使うブラックバードが無傷のわけがありません。

フライヤーのアームにすると、直角に乗るのですが。

DerranNL: Steadicam Merlin Arm & Vest with the Blackbird Stabilizer
そう、ブラックバード用の換装パーツがありました。これ使うべし。

あとはスケートボードの乗り方がまずい。
スケボーの左右のダンパーのバネを柔らかいレートの低いのに変えたらいいのに。
でも風が強いからあんなものかも、というか、私にやらせろと。