鍋の取っ手の接合を試みる

アルミの片手鍋が壊れたまましばらく放置しています。

テフロンが痛んで処分予定の中華フライパンがあったので、この取っ手とアルミの鍋を合体させると「にこいち」で復元できそうです。

早速、取っ手付きの中華片手フライパンの取っ手を外すことにします。リベットなので、取っ手側のリベット頭をニッパーで霧飛ばすことにしました・・・・しかし、鉄のリベットは堅いのです。刃は食い込んだのですが切り落とせません。直径5ミリほどあるので、軟鉄といえども強敵です。作業台にかけて金属切りのノコギリで三つのリベット頭を切断します。頭がおちれば簡単に持ち手は外せます。

ここでふと気がつきました。アルミの円筒形の鍋と、半球型の中華片手フライパンの接合部はあいません。アルミは筒で、中華の球。そこで、中華フライパンの取っ手の接合部分を曲げれば良かろうと万力に挟んで曲げようと思いきや、簡単に折れてしまいました。段目をみると、軽金属の鋳物です。

あらふしぎ。こわれものがふたつに増えました。


現在は山田のフライパンが育ってきたので、2人分のお好み焼きはこれで焼いています。


5000エンというのが、高いと感じるか安いと感じるか。

我が家はものもちが良くて、半世紀前のたぶんサンウェーブと思われるフライパンをふつうに使っています。年100円50年で五千円。安いよ。

鍋釜を買うときは、重さが重要です。ちなみに山田のフライパンは普段使っている50年物より重い。たくましい女性向けです。

家の近所のホームセンターで買ってもほどほどのものが今は買えますので、修理で直らないときは現物をあたってください。個人的には、フライパンなら山田の22センチ。油まわりが良く、一度馴染ませると、テフロンには戻れません。テフロンは特殊な皮膜ですが、油で被膜を自分でつくれば鉄のフライパンでもコーティングになります。

近年、永年で研がずにすむ包丁がでできましたけれど、そんなものは研げば良いのです。フライパンも手入れをして油膜をつくって使えばよいのです。おいしいご飯をつくるときは多少の手間を惜しんではいけません。

主婦は大変だと思いますけど。