バルセロナ

取材ディレクターがバルセロナで生活する日本人女性を追うドキュメントを観ました。いまのハンディカメラは見事に手ブレを押さえています。揺れにたいしてあらかじめ個人の癖を識別するモード設定でもあるのでしょうか。画質からどこのカメラかまではわかりませんけれど、業務用のカメラで、まあなんとか歩いてる映像でも観られました。最初はてっきりシューターでも使っているのかと思ったくらいです。

ピアノを弾いてる後ろ姿をカメラを引きで撮影する場面はスタビライザーを使えばよいのにとおもいましたけれど、わずか数カットを押さえるためにマーリンを持たせるのは難しいでしょう。使い方を覚えるのはそれなりに大変ですし、スタビライザーを使ったがゆえに失敗する可能性があります。カメラのブレ防止機能にゆだねるほうが安全と考えるのがテレビの考え方でしょう。