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詰めたあと
脚の部分にあわせて、腕の部分を詰める。長さにして20cmほど。耳軸を受けを作る。腕部先端ちかくに貫通ボルトを入れ軸受けにする。ボルトの頭はノブスターと呼ばれるプラスチックのノブで処理。デザインの一貫性が無くなったけど。
回転部装着
例の扁平ベアリングをのせてみる。固定はせず、ピンで押さえる程度にしておく。固定すると上からの荷重が逃げない。逃げないと壊れるから遊びを持たせておく。ここまでくるともう完成が近い。
フォーク基部
フォークに利用した部材は本来テーブルの脚として加工されたレディメイド。最初から固定用にした穴が開いていたのでそれをそのまま利用する。4脚分の脚を2つづつまとめ、固定するついでにベアリングを受ける丸いパーツもくっつけてしまう。M4の市販品で一番脚の長いボルトを使い、フォーク基部とクルミ2枚、集成シナ材を一遍に固定する。
120mm
あとは、フォークと脚の部分をずん切りボルとで固定すればできあがり。正面から見ると120mmの光景は異様。普段使う双眼鏡は、ニコン・ルック8、8×24。同じメーカーなのに対物径が5倍違う。いくら性能が低くても汎用器はニコン・ルックのほう。使い勝手がいいほうが仕様頻度が高いのは世の常。多分ライカとか買ってもおれはオリンパス・ペンを使うと思う。使いやすければ使うまで。
つまみ
握りはオリジナルのパーツが欠損。ホームセンターで買った引出しの取っ手を流用する。対空双眼鏡をうたうだけあり、むやみに高度計がついている。多分使わないから固定はしない。固定すると鏡体とフォークを分離しにくくなるので省略。使うときに適当に水平位置を零にあわせて目安として使う程度。
遠景

こうしてみると、少々フォーク部分が太すぎたかも。デザインにこるなら脚を太くするか、腕部を削るかして、視覚的バランスを取るのでしょうね。実用上はこんなもんで充分。脚の延長上に鏡体の重心がありますから、バランスは充分取れています。強度は必要以上にあるようで、ぶれませんこれで観た流星痕は最高でした。

(改訂版)02/11/27