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XYカウンターウエイト

重量調整装置

オモリ位置調整装置です。

カウンターウエイトを前後左右に動かすことで、装置の重心位置微調整をします。

カメラ毎装置毎に重心の位置は変わります。そして重心の撮り方は非常に微妙な操作を要求されます。

全体のバランスは座金(ワッシャ)で調整します。

最後の最後、ワッシャではバランスを取りきれなくなります。下を重く積めば一見安定しますが、できる限り重心を精密に撮った方が移動撮影時ゆれません。

そこでネジの出番です。

指で回して重心位置を調整します。その位置調整は水平面でオモリを移動させるので、前後用と左右用に分かれます。この部分でわずかに狂ったバランスを調整します。

一応、下部なアームを畳んで小さくなるようにしてあります。個人的には畳むパーツは不要だと思ってます。小さいアームの再利用でこの形です。もしこれから作ろうとしてる方がいらっしゃるなら、まずはアームは固定にして、畳む部品はなしで作って下さい。それができたら畳む部品を考えればよいと思います。

今回は、撮影する出先で短時間でバランスを取る方法に腐心しました。ユニバーサルジョイントのほんの少しの傾きや軸の太い細いでバランスが狂います。毎回調整が必要です。

そこでたとえばファーストライトまで5分必要だったりテーブルにおいてバランスが狂ったらそれきり戻らなかったりすると、それは実用品ではありません。

たとえば結婚式を想像してみましょう。式の流れでうまれる、ちょこっとした合間にバランスを取れて、すぐに撮影せねばなりません。そうなると、微動装置は必須です。

オモリが数グラムほどの高ナットですから、細かい調整しかできません。そのため本体側に粗動、およその位置を決める別部品を付けています。

もっと簡単に作るなら、調整用のウエイトをもうすこし重い10号くらいの釣りのオモリをつかい、軸はM6ではなくもっと細いネジを使って移動させるとよいでしょう。持ち歩きの工具を減らすためと、手元に会った部品で組んだためこの形になりました。

試作品ですのでこれから作る方は再考して下さい。

オモリと重量単位の話

文藝春秋|雑誌|文藝春秋_101201
今月号の文藝春秋に、永六輔さんのエッセイが載っています。
通産省が尺貫法を廃止してツブシにかかったとき、ラジオ番組で尺の定規を作って売ったって話が書かれてました。相変わらずやることがカッコイイ(笑)

釣りのオモリデ使っている号数は匁です。「もんめ」ね。10号は10匁でおよそ37グラム。オモリの重さは全体重量のバランスにより決まります。

オモリを積むと総重量が重くなるジレンマがありますが、調整部位がカメラ下のみで他になければ多少積んだ方がよいでしょう。

こざ四:

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  • 調整出来る機材(AL-03改)に変えてからドロップタイムを長めに取っています。真横からおよそ3秒で75度くらいまで戻ります。垂直にはもどりません。ここまで調整しきると、移動時のブレが軽減され片手でも操作できます。。

    反面、調整が大変で家では三脚を使ってます。

    ユニバーサルジョイントの下に大径のワッシャを入れ最終調整時にグルグル回してブレを取っています。ここまで済ませておくと、歩いてUJが回っても傾かなくなります。DIYと製品の差は、調整装置の有無です。製品版は微動装置を必ず付けてきますが、DIYでは案外忘れがちです(笑)

  • 最近感じているのは、上と下の重さのバランスですね。よく2-3秒といいますが、このあたりを微妙に調整するのは、私のDIYですとかなり難しかったのです。実際2-3秒は本当に良いのかは、上に載るカメラの重さによるのではと感じています。minicamはこの辺の調整が細かくできるのですが、微妙な違いで操作のしやすさが大きく変わります。2-3秒だと軽いカメラは結構左手の操作を必要とするし、短くしすぎると上下の動きができなくなる。最適はどこなのかまだ探しているところです。

  • コメントありがとうございます。匁は真珠でしたか。
    尺貫法は、裁縫と日本建築はメートルじゃなくてもよかったような気もします。
    当時の産業進行には必要な措置だったのでしょう。

    自作装置は調整し続けると、ある一点で見事に釣り合いの取れる場所があります。
    自作だけではなく、なにかしら製品に触れているともっと早く気がついたのでしょう。
    今週ようやくそのポイントが分かりました。

  • 私も1号機は錘をネジで動かすタイプのバランス調整を付けていました。っというか、1号機の初期はそれが無くて、こんなのでは調整できないや。っと思ったからなのですが。

    ところで、匁、こいつは日本発祥の唯一、メートル法で認められた国際単位ですよ。
    まあ、真珠の取引用で、釣りの錘に使うのが許されているのかはよく分からないですが。

    尺貫法を潰したのは個人的には悪くないとも思います。アメリカみたいにいまだにインチネジを使われると、こちらで修理も大変ですからね。結局は程度問題ですけどね。

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