窪塚洋介、ネイティブアメリカンに出会う

テレビで一瞬だけ見る。
ウルルン滞在期を水で薄めてぬるま湯で溶いたようなのんびりした番組。
むしろウルルン滞在期に出たほうがいいね。どこがいいかな?

「窪塚洋介が、オランダのコーヒーショップでたくさんの仲間たちに出会った」~でよろしいか?

正直、べつになんだか引っかかりもない俳優。
狂い咲き「凶気の桜」の流れ
とかみても、若者のファッションを先導するのにどこがいいか?と考えて安易に“右”に寄っただけで、思想的な裏づけも根っこも何もない。あんだろう、辻本清美的な軽さ、とでもいえばよろしいか。

この手合いは、世間を相手にするとき自分がどこにいれば上に立てるかいつも考えている。たとえば戦争反対!と叫ぶのも、戦争は嫌だなと思う大衆を先導するために言うだけで。あんな交渉能力のない政治家はいるだけ損である。中国ともめてる東シナ海でいざ紛争がおきたとき、何ができるんだろうか?大阪のおばちゃんを集めて千人針をさすのが関の山だろう。

この手のアジテーターは単に声がでかくて前に出たいだけなのだ。戦争が始まればあっさり「国防婦人会」なんてものを組織してしまう。右傾を気取る窪塚だって、いざとなったら国を守るつもりなんかないだろう。

みんな偽者である。

本物になるには。
来年ハリウッドで映画化される「フライングヒューマノイド」の主演に抜擢されるとかな。こいのぼりがあれば役つくりは十分だろう。

たぶん、監督はティムバートン。