旭屋書店閉店

小さなガソリンスタンドと街の書店が撤退中。

1000円売って幾ら儲けになるのか。ガソリンスタンド・書店とも随分前だが正確な数値を聞いたことがある。人件費を差し引いたらどこで稼いでいるのか不思議に思うくらい利益が薄い商売。不景気で吹いてくるのは向かい風ばかりで撤退するお店が出るのも仕方ないだろう。

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「しかも本がなくてもネットでいろいろと調べられる時代です。ただネットの情報は断片的。本のように大きな枠組み(テーマ)がない。断片情報は入ってくるけど、それをどうやって自分のものにするか。そのために枠組みをきちんと持った本を私は読みます」(前出の伊藤氏)

ゲームやケータイ、ネットばかりがもてはやされ、書店が消えていく。その先にはどんな事態が待ち受けているのか。

知の荒廃でなければいいが。
以上引用終わり。

ゲンダイのアンカーマンって50くらいなの? この振りなら「地の荒廃を憂う」で落とすとキレイに収まる。花札屋が栄えて「知」の出版社が不況になるのは同じ出版の世界に暮らすゲンダイの記者には許せないのかもしれない。でもその落ちは「点睛人語」みたいだぞ。

出版不況の原因は花札屋のせいじゃないと思う。

原因はふたつ。
よく言われることだが、ひとつは現代人のライフスタイルの変化が原因だ。出版社の出している本よりも、知り合いのブログを読んでしまうひとは多いだろう。知らない人が書いたピントのずれている本をお金を出して買うよりも、気心が知れた書き手が書いた日記のほうが読んでいてストレスが少ない。読んでいる活字の総数は同じだが、出版にお金が流れてこない。

もうひとつは、人。
人材が分散している。話が面白い人がすべて「編集者」になる時代は本が面白かった。いまは話のが面白い人は「ゲーム業界」などに流れてしまっている。あ、やっぱりWiiが悪いのか(笑)

お金がない>人が集まらない>面白い本が作れない
この三つは密接に絡んでいると思う。

まあ、マスコミ的紋きり文で「知の荒廃」といいたいのだろうが、「知の形」が変化したと好意的に捉えたい。

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