市街中心部の衰退が激しい。
市の中心部にあるお店が軒並み撤退中。そんな中、今月4月末にお店を閉めるO書店に行って来ました。地下のDVD*CDがレジにて半額キャンペーン開始。まだ結構モノは残ってました。次に見に行ったらなくなってそうな予感。
「閉店」の張り紙を見て知ったお客さんが店員に「これからどうなるの?」と質問。聞くとはなしに聞いていると完全撤退だって。移転して続けて欲しかった。残念だ。
市の中心部にある書店は壊滅と言ってよいだろう。
テナントの上のほうをS進学塾に侵食されたK亦書店。まあ、テナント収入のほうが大きいのか。でもほらS塾は本社ビルをすぐ誓うに建てるから、いなくなっちゃうかもよ。し~らない。
あとは駅の中に本屋さんはあるけれど、そんなに大きくない。駅前はあと、「パル故が手を引いて日パンに掴ませたオシャレなリプロ」くらい。
O書店がなくなると、実質専門書が置いてある書店がなくなる。
これからは郊外にある大きな書店にイケと言うことですか?
大きな書店だから本があるとは限らなくて、むしろ欲しい本がない。POSデータと取次ぎが贈ってくる本の中に俺の欲しい本はなくて、取り寄せることが多くて困ります。
それとも、俺の趣味が偏りすぎてるのがいけないんですか?神様。
まあ、しばらくはコンピュータ関係の本は系図電機水戸本店の中にある本屋で何とかなるし、K亦の県庁店で文芸その他は変えるけれど、気軽に何でも揃うO書店みたいなお店がなくなってしまうのは不便である。
基本的に平成があんまり好きじゃないので、昭和の本を読んでます。
ロードレースの走法―自転車競技入門 (1980年)
再販されてるみたいで、手元にあるのは昭和四十九年の版。このくらい硬い文体がよいね。最近の自転車の本は実はそれほど魅力を感じない。
最近の本は真剣さがたりないもん。文芸社で素人が必至に書いた本のほうが、プロが片手間に書いたエッセイ集より出来が良い時代だから。それはそれでイヤなんだけどね。
プロがプロらしい仕事をしていた時代って、何時までだったんだろう。