ジュラルミンの盾はそんなに強くない

今週のいろいろ。マウントゴックスの社長は新外国人力士にしか見えなかったので、ゴックス山という四股名を命名。漢字は五楠山とでもしましょう。

-*-

BS海外ニュースで、南アの公園管理人がギリースーツを来て密漁者を捕まえる訓練をしてました。サイがツノ目当て乱獲されて困っています。

ギリースーツという特殊な草のような偽装衣装は麻袋でできていて、イギリス人兵士が訓練教官として指導してます。逮捕権限はないけど訓練はしておくそうな。こういうのは気持ちの問題。訓練では、捕まえたあと犯人役の兵士は後ろ手に手錠を掛けてました。手錠は昔の鎖で繋ぐタイプではなく、手をいれる2つのリングを1センチ×3センチの鉄板繋いだ嫌な手錠です。

使っている小銃はFALで、南アはイギリスが宗主国であることを思い出します。国立公園のレンジャー詰め所にはツノを切り取られたサイと、その命を奪った小銃弾の写真がならべてあり、ツノを切り取られたサイとキズの付いた弾丸の写真をならべて壁にはってありました。使ってるヘリコプターはエアロスパシアルのガゼルで、それだけなんでかフランス製でした。

サイのツノにサイには無毒だけれど人間には有毒な薬剤をしみこませて密漁から保護している団体がいました。このサイのツノは毒があるぜって書いた看板には中国語の表示が付いています。つまり、そういうことです。

-*-

ウクライナが揉めてて。海軍陸戦隊がクリミア半島に進駐してます。首都のデモ広場は治安部隊が引いて沈静化してますが先週はかなり酷かった。とても2014年とは思えません。

Ukraine Crisis: Video Evidence of Government Snipers' Massacre of Kiev Protesters [GRAPHIC CONTENT]

24 – 70年安保闘争 – 1970

ジュラルミンの盾は軽量で、日本の機動隊とは違いのぞき窓は穴だけでガラス窓が入っていません。ロシア製と思われる盾は2種類あって、並行に三列に穴をあけたものと、中央部分に十時の形をした穴を開けた2つがあります。飽きた兵士がソリにして雪の上を滑る映像をみたことがあります。上記の動画をみるとうすっぺらいジュラルミンの盾だけで狙撃手に対峙してますけど無理。

Современное стрелковое оружие мира – Zbroyar Z-008
ウクライナの治安部隊のうち、どうみても普通ではない動きをしている精鋭部隊のひとりは、この自国生産のZbroyar Z-008 タクティカルライフルっのを使っていました。市民のほうもピストルに競技用ライフルにショットガンと、武装はしていますが組織化はされていない。

黒服の特殊部隊は動きがどうみても素人ではない人たちなので、そのなかにいるゴルゴ役の人なんて躊躇なく市民を撃つわけです。あんなのに狙われたらひとたまりもありません。

まだ、クリミア半島に展開しているロシア黒海艦隊の精鋭部隊のほうが品が良くみえます。銀色のスコープを載せたみたことない分隊支援用なのか長物は、たぶん戦争で使う気はあんまりなくて兵士が大事そうに抱えていました。

Снайперская винтовка ОРСИС Т-5000
一瞬だけだったので分かりませんけれど、これかも。いつまでもドラグノフってわけにはいきません。