2014モデル仮組中

悩みに悩んだスタビライザーの工作の続きです。

ほとんどの材料が揃っているので作り始めると早くて自分でびっくりしています。曲げたアルミパイプにカメラステージを取り付けます。今回はパイプをもう1本切り出して、金物を付けることにしました。金物は丁字鉄板に長穴がついたもの。去年の工作の残りです。足の部分を直角に曲げて、アルミパイプに組み付けることにしました。

金物から直角にボルトを立て、ボルト2本でカメラステージを支えることにしました。いざ作ってみると、いちばん簡単な方法になりました。

複雑なスライダー機能を付ける作戦でしたが、将棋のように次に打てる手を何通り考え手も上手く詰みません。最初のころはアルミだけで構成するつもりでした。パイプを3本並べようと思っていました。パイプを筏のように並べるとカメラの乗る部分はできますがスライド機能が付かないため廃案。

次に合板を使って作る方法を吟味しました。合板とアルミパイプを繋ぐ部分に納得がいきません。角パイプの上下に板を2枚配置してボルトで挟む方法を考えましたがこれだと前後左右自由に動きすぎるため使いにくいためやめました。アリ溝を掘って前後のみ動かす方法は実現できそうでしたが、カメラの重心とパイプが干渉するため実現しませんでした。

そこで今回使った方法は、金具を使ういつもの工作になりました。いままでと違うのは金物の曲げ方くらいで、私にしてみるといつもの方法に落ち着いたなあと思うばかりです。アルミパイプを二重に使う部分は最初針金で縛ろうかホースバンドでくくろうかと試行錯誤してみましたが結局M4のボルトで普通にネジ留めしました。

メインのパイプにステージ取り付け用のパイプを付けてそこに金具を取り付けます。金具にカメラステージを取り付けると完成です。

仮組して使って観ました。思っていたように安定感がありました。スタビライザーの下の部分がいまひとつ適当な作りなのでここを直そうと思います。いままで使ってきた小型カメラ用では軽くて華奢すぎるので、こないだ作った一眼用スタビライザーの足をうまく付けられないか考えています。

グライドカムが下の部品を板にして、カメラを載せたまま自立できる構造にしてあります。さすがに一眼レフを載せると長時間持っているのが辛いので時々地面に置きたくなります。小型カメラ用は手でもっていても負担にはならないので下の部分を収納が簡単な折りたたみ方式にしていますが、一眼レフを載せる今回は自立できる構造で作ろうと思います。

一回り大きなパイプにナットをロウ付けしてお終いにしてもいいけれど、直角の金物とホースバンドくらいの簡単構造のほうが作るのは楽です。持ち歩くときにどうなるかを考えて今週中にもうすこし構想を練ろうとおもいます。仮組でほどほど使えるので、暖かくなる前に色塗りまで済ませて使えるようにしましょう。