道具の差じゃないのが悩ましい

以前はよく見ていたYoutubeの登録チャンネルを、この半年あまりみていません。好きな動画作家が引退したので張り合いがないんです。

引退した彼はカナダのマクドナルドで働いていて週末のイベントに飛んでいっては映像を撮影していました。その日か翌日に編集してアップする早業師です。編集に使うマッキントッシュのノートは動画を編集する能力が十分にあることがわかります。

キヤノン使いで、フルサイズとAPSを使い分けていました。特殊な編集ソフトをつかうわけでもなく、レンズは高級なLレンズを使っているときがあるから美しさが早々変わるわけでもありません。彼の映像に触発されて亜流試す人が増えました。しかし、同じ被写体を撮っているのに別な人が撮った映像はなぜか見たいおもいません。

映像に見てわかる差があるのです。

なんとなくこれかなあというのは、まず編集のタイミング。あとは画面構成。カメラの動かし方がもしかすると彼独特の一子相伝のなにかがあるように感じます。真似したいのですけれど、どこをどう真似すると似ていくのかわからず、なんだか途方にくれています。

キタムラでAPS-Cの10-22mmを見かけました。これを使うと彼のように撮影できるなら買うのですが、買ってもたぶん似ません。道具の差ではないのが悩ましい。