回り込み

MFT2015の出展用機材を仮組

webカメラのピッチング側の角度を変える機能と、ロール軸を追加しました。どちらもカメラステージ側でカメラだけがあっち向いたりこっち向いたりします。雲台の上にもうひとつ2軸の雲台が付いた状態です。この機能の追加で、水平に寝かせても横にむけてもカメラだけは水平が保てます。あとは色を塗ったり実際にカメラを乗せてワイドレンズを付けたり、微調整に入ります。

予定

両手でもつ簡易ジンバルを出すかどうか。去年持ち込んだ100円ショップの材料で作るスタビライザーは、そのまま箱にいれてあるのでこちらも調整して気が向いたら持ち込みます。ありま荷物は増やしたくないのと、ものがあっても説明しきれないので、持ち込みは1台だけかもしれません。

私も含め作り手は思い入れが強すぎて、どう見えるかまで勘定に入れてないことがよくあります。見せ方がうまいデザインフェスを参考にしたい。プレゼン能力って大事です。

やってみたいこと

現場でできるかな?とおもって、セーラームーンの変身シーンを見ながら、ノートにカメラ位置の絵コンテを描いて、動きを考えてみました。うん。無理。

つぎにロボットアニメの合体シーンをみたけれど、こちらもピンと来ません。

いちばん良かったのがガッチャマン。

2号が回り込んでる。いやあ、いろいろすごい。40年前にこのクオリティ。ロボットアニメがそのあと沢山出てきましたけれど、たしかに機械の描き込みはすごいけど等身の人間をぐりぐり動かす能力はタツノコプロすごい。円谷もやっていた、日体大の体操選手をトランポリンにのせて撮影してフィルムから絵を起こしているのかもしれません。タツノコの原画はそんなサンプルなしにかけそう。

回り込みはアニメでやると大変ですが、実写なら簡単です。簡単ですが簡単なゆえに制約があったり演出が必要です。近年の映画は三脚より頻繁にステディカムを使っています。クレーンも多いです。


見たことあるオジサンがカメラマンだとおもったら、リュックベッソン。胸の高さのスライダーが便利。


見たことあるお爺さんがいるなあとおもったら、スコセッシ。

回り込み・カメラワーク : GOMI☆STATION.gif2