ツバ付ベアリングで作る自作ジンバル例

TADA3E: 自作ステディカム 20091228 DIY Glidecam
TADA3Eさんの自作ステディカム。
動作がなめらか。すばらしい。

工作精度はミリ単位を要求されるので、アルミ板の手曲げでは精度を出すのが難しいそうです。中心軸とその軸受け(ピロー)に、ツバ付ベアリングを取り付けてらっしゃいます。ラジコン製作を趣味とする方なら、ツバつきベアリングやフランジベアリングを使うのは当たり前のことなのでしょう。

デスクトップマシニング: ベアリングジンバル
以前紹介しましたデスクトップマシニングさんの作例。やはり極小のツバ付ベアリングを利用してらっしゃいます。

こういうこまかい工作をさせるとやはり日本は強い。

私も日本代表になれるよう(?)ベアリングを使いたいのですが心の奥底で「簡単だから木ネジで作れ」という指示が(笑)次回作は角材と木ネジで同じ動作が出来る装置を作ろうと考えております。素材がどんどん退化して簡素化するのはご愛敬。

TADA3Eさんの例にならって作るとしますと、中心のピローブロックを固めの板を削って作れるなら、私でもつくれそうです。ただ,木で作るとなるとテキメンに強度不足。最後どうしても精度の問題は残ります。

だからベアリングの3軸化はなかなか大変です。以前「小径軸受」・・・6ミリ内径のベアリング・・・と水道管の継ぎ手で「ジンバル風」のものを作りましたが工作精度以前。軸がずれてて偏って役立たずでした。