体を張って笑いが取れるのはTBSだけ

この4月からテレビはクイズ番組だらけになる。

4月からテレビではクイズ・お勉強ものだらけに – Ameba News [アメーバニュース]

東京キー局だけで28本もあるそうな。1本の番組で100本ずつクイズをつくるとして、週に2800問のクイズが必要となる。

クイズをちゃんと作れるライターがいるのだろうか。

現場はこのレベルだから心配です。

抗議文:「開城…不衛生だから」は× 福島・会津若松市、訂正求めTBSに – 毎日jp(毎日新聞)
福島県会津若松市は28日、TBSの番組で戊辰(ぼしん)戦争の若松城開城(1868年)に関する史実が歪曲(わいきょく)されたとして、謝罪と訂正放送を求める抗議文をTBSに送付したと発表した。

ライターの質がよくない。

TBSは会津をさげすむニュースを平気で流せる体質なのだろうか。社長は今誰なの?

井上弘:イザ! 1940年1月生まれ。茨城県出身。トップが茨城じゃしょうがねえや。井上社長の過去の発言

その前の砂原幸雄社長は香川。四国の人間が会津をけなすならわかないでもないが、茨城の人は会津と仲間じゃないか。第一、戊辰戦争の戦火を拡大したのは徳川慶喜の大阪城の敵前逃亡が原因。慶喜の補佐についてた会津の 松平容保がついでに巻き込まれた格好で会津がやられたんじゃないか。むしろ官軍の残虐行為をクイズの問題にして山口県に怒られよう。

その前の磯崎洋三 社長はまたこれ茨城出身。流行ってるのか。ちなみにTBSビデオ問題があったときの社長。

うん、社長を並べただけで判るよ。TBSはテレビの王様。

TBSを非難するのはたやすいけれど、テレビマンが出演者の安全を考えていたら面白いバラエティは作れないだろう。だから、本当の意味で面白い番組が作れるのはいまTBSしかない。たとえつまみ枝豆の奥方が内蔵摘出になろうと、サスケで二十歳の大学生が頚椎損傷しようと、面白い番組を作るためには仕方ないのだ。

ボクシングだって偏向報道したほうがわかりやすいし、どっちを応援すればよいのかわからない人が困らないように偏向報道をしたんです。見てる人に合わせるとああなるの。

先日の「TBS感謝祭」で次長課長河本がハッスル小川をぬるぬる相撲で倒したのは痛快だった。結果、河本の肋骨が折れても、それは軽微な損傷だ。2、3本折れても勲章だろう。それでしばらくネタになるし。もともと肋骨は軟弱な器官で、大根ラリアートくらいで折れてしまうのだ。

大体、素人が格闘家を無傷で倒せるわけがない

北朝鮮のミグ21が韓国のF-15Kを無傷で落とすよりも難しいかも知れない。

北朝鮮の戦闘機、軍事境界線へ飛来続く・韓国紙報道

ちなみにミグ21の初飛行は1959年。F15とは世代が違う。
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ロック岩崎氏がミグに乗ったら勝てるかも。

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テレビの笑いと社会常識はときどき乖離する。

TBSではないが、日本テレビの日曜夕方の番組で、ナインティナインと体操の池谷(兄)が、青山通りの歩道橋を平均台にし、道路標識を鉄棒代わりにして遊び回って問題になった事件があった。あれはダントツに面白かった。オリンピック選手がお笑い芸人と街中を遊び場にするのだから笑えないわけがない。あとで警察に怒られたらしいが、面白度と比較するとそれくらいは「軽微な損傷」だ。

もし安全を確認した上で撮影したら、果たしてあの番組は作れただろうか?

道路を管理する当時の建設省と、所轄の青山署に道路と歩道橋と道路標識の撮影許可を得て、出演者の安全を確認した上でカメラを回したらあの番組はできなかったろう。

テレビマンが良い子ちゃんばかりになったら面白いわけがない。