筑波山ヒルクライム序章

土曜の夜中にチェーンを付けて工具を揃えて筑波山を登ることにしました。目標はケーブルカー乗り場より上のロープウェイ乗り場。

自転車のグリップを付けて、必要な工具と装備を揃えて、カバンをみつくろって自転車を車に積んで昼少し前にスタート。筑波山麓の駐車場に停めて登ります。

平地は順調。旧関東鉄道筑波線筑波駅より登攀開始。1キロほど登って心拍数を上げすぎて嗚咽。さかのぼり向いてない。

前歯車の変速はないので、手でチェーンをかけ直します。前を小さいリングにして再スタート。登れなくはないのだけれど、二輪車ゆえ車体の安定をとることに労をとられます。山道は後ろから登ってくる自動車にキツを書いながら、ときどき水路の出現でガードレールと排水の蓋がない場所が罠としてでてきます。

さいごの500mはふつうに降りて押しました。登攀は二輪より二足歩行が向いています。

午後2時。昔からの観光物産店兼レストランで天ぷらうどんでも食べようかと思いましたが、みちすがらあったハンバーガーショップに入りました。昼だったらたぶん人気店で入れなかったでしょう。

コーヒーを飲みつつバーガーの焼き上がりを待ちます。汗が引いて人心地つきました。

食後少しだけ坂を登って神社まで。入口を見ながらバニラアイスを食べました。疲労を考えるともう上にはあがれません。というか、そもそも山登りは向いていない。

160ミリのクランクは普段より8ミリだけ長くて、その長さは感じました。8ミリ分の違和感ありでした。

見晴らしの良い場所で写真を撮っていたら、竜巻注意情報。

時刻は3時半。いつ変えたかわからないタイヤはグリップが不安です。リムブレーキは使いすぎるとチューブがパンクするほど熱を持ちますから、いろぽす心配しつつダウンヒル。

上りは何時間か忘れましたが帰りは5分でした。途中、チェックしておいた和菓子屋さんで団子を買ってお土産にします。

サイクリングロードに戻りしばらくすると雲行きが怪しくなりました。すぐに暴風。漕がずに進むほどです。雨はすくなく、なんとか車を止めた場所までたどり着きました。いくらか清掃して車載。

感想。ヒルクライムは、おもったよりも悪くありませんでした。道幅が狭い筑波山周辺はちょっと辛かったです。独立峰ですから見晴らしは良いのですが、走りにくさは厳然としてのこります。

笠間あたりのビーフライン、どこにあるのか忘れましたがフルーツライン、日立の山と、走る場所はたくさんありますが、茨城の道路行政がションボリしてるのでなるべく自動車がこない場所を狙って夏の間走ろうと思います。

山よりも、いわきの海岸沿い、相馬から仙台空港周辺の海沿いは一度走るつもりです。

ワクチン接種とワタクシの気分次第。走りたいのはやはり、山よりも平地か。極力山は避けていましたけれど、多少のアップダウンは許容しましょう。