本屋くらいしか行く場所がなかったので、本は見慣れてしまった。
慣れてくると自然と好みがでてくる。同じ作家の本が「徳間」と「廣済堂」と「光文社」と「角川」の文庫で出たら、自然と角川文庫を選んでしまう。
なぜだろ。中身は同じだ。書体と装丁と解説が違うだけ。
「装丁」はそれほど見ていない。「解説」は一回読めばお仕舞い。
おそらく、「書体」の好みで選んでいるのだろう。
本の善し悪しの3割は、書体で決まるのではないか。
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DPT(デジタル出入力)が導入される以前の角川文庫の書体について。
角川文庫本文書体について
一番上の本蘭明朝Lが好き。
写研製の電算写植システム上でしか使えず,写真植字機やMacintosh,WindowsのDTPでは扱うことができない。
専用機でしか動かない。ネット上では見ないわけだ。
●亮月製作所・岩田細明朝体●
Windowsのフォントを角川文庫と同じにして欲しい。自分でフォントを入れて設定すれば良いんでしょうけど。
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