【工作教室開催】
友人からメールが入りました。
「2010年の年末にステディカムを作りたい」
材料と工具一式があるので快諾。
とりあえず、手持ちのiPhone用に作ってもらうつもりです。
自作機だからオモリを足せば普通のカメラも乗るし。
作りにくい部分はこちらで作っておいてサイズ調整と組立をしていただきましょう。
マリン型の場合、アルミパイプの冷間曲げをやってもらおう。
グライド型はジンバルを量産してあるので、水道管を加工すれば完成します。
工作に関しては商売だから平気でしょう。
【必要なもの】
あとは「広角レンズ」と「マウント」を用意してもらいます。
問題は、作る3倍くらい使うのが大変なこと。
【今日の自作機】
カメラ搭載部の板を切り出すまで進めました。
あとはアルミのどこを曲げてどう取り付けるかを考えています。
紙でプロトタイプを作り、実寸で組んで検証しています。
スムージーを真似してみようと手持ちの自作機を小さくしてみました。
上の回転用のベアリングを取って、ユニバーサルジョイントを直接カメラ板に付けて。
結果、総重量は小さくなりました。
ただ、水平回転(ヨー)の抵抗が増えて歩くと揺れました。
カメラのせ板と、ジンバルの位置を近くしたほうが有利。
上の軸受けを板に埋めてみる加工をためしてみました。
木の板に軸受けを埋め込んでみようと17ミリの穴を開けてみました。
17ミリのドリルを使うと芯がぶれて18ミリの穴があきます。
工作は難しい。
どんなものでも加工数を増やせばそれなりに作れますが
現状の水道管キャップよりどうしてもサイズが大きくなってしまいます。
水道管は高さがでてしまうのですが優秀。
【いつまで開発するんだろ】
iPhone用スムージーは上に回転軸があるけれど、軸受けはひとつの筈。
グリップ内は回らないらしいので、サイズを小さくすると揺れると思う。
こればっかりは実機を見ないとわからない。
Inter BEEに呼ばれてなかったのでみれず。
たぶん、グリップ側に回転軸を付けてやるか、上の軸受けを二重にしないと難しいと思う。
iphone用ワイコン。
マグネット用の台座であるワッシャを両面テープで貼り付けて使用します。
本体側への装着がシールなので、傷を付けたり加工せずに済みます。
携帯電話用三脚固定ホルダー。
携帯電話を三脚のインチネジに取り付けるときに使います。