テレビを忘れる

テレビの終わりの始まり : アゴラ – ライブドアブログ
テレビを見ていないことを忘れるくらいテレビを見なくなりました。
以前は「あ、テレビを見てないぞ?」と気がついたものです。

いまは音も絵もない状態で、ほそぼそと本を読んだり考え事をしています。
テレビ画面に写るものを見ても心は揺れず、頭で考え事をするほうが楽しい。

80年代くらいまでは「テレビマン」という山師がいました。

いまはもう居ません。

コマーシャルをみると、このスポンサーならだいたい予算がこのくらいとわかります。
予算の中でキャスティングすると、その出演者で番組の程度がわかってしまいます。
結果、どのくらいのものができあがるか見る前にわかってしまいます。

昭和のテレビは何ができあがるかわからない期待感がありました。

いまは、都会のスーパーでひなびた野菜を買ってつくるバーベキュウのような。
予算があのくらいならこのくらいだろうなとわかるのでつまらない。
労力を惜しみ、仕事で物をつくるとあんな感じになるのでしょう。