反原発は流行らない

郷土を愛する歴史おじさんだたまにいます。
その多くは退職した教諭や、好事家です。

黒い昭和史が好きで、近頃歴史おじさんになってきました。
まだ若いのに。
いまは昭和恐慌から226事件までが面白い。

サイクリングで走る場所が実行犯の拠点だったり(笑)そこかよ。

変な本ばかり買うので、同世代と話が合いません。
その代わり知らないおじいさんと話すと盛り上がります。
先日もガソリンスタンドに並んでいたら中国戦線の・・・いえ、なんでもない。

事故が起きる前まで、反原発本は不人気でした。

今になって急に大人気。遅い。
不人気の時になぜか一籠買っておりました。
資料は安いときに買っておくと重宝します。

経済推進の為政者側が何をしたのかよくわかりやます。

原子力政策も、昭和史の裏側なので研究対象です。

一番面白いのは土地の収用方法。
反対派をどうやって蹴散らすか。
議員や県知事の子弟がなぜ原発で働いているのか。
理屈は簡単なのです。

そういうまあ、田舎では当たり前すぎて公にならないことがよく分かります。

日本には組織に順応できる優秀な人たちがいます。
彼らの「くじり」には必ずパターンがあります。
そのパターンを解析するのが面白いのですが、うーん、悪趣味ですね。