ヒューゴの不思議な撮影

こんな風に撮ってたのか!映画「ヒューゴの不思議な発明」のステディカムを使った1シーン
そんなに不思議に思わなくなる今日ころごろ。
手品師は手品に驚きにくくなります。

解説するまでもなく、建物はCGで部屋の中ははめ込みですね。
グリーンバックか、回りの光量を落としたオープンセットを使ってるのでしょう。

Steadicam BTS from the filming of Hugo at FreshDV
こっちはオペレーターのラリーさんのインタビュー付き。
「カリートの道」をやってるのか。
いやー、この人の映像は結構観てる。

ここからは私の推測です。当たってるといいなあ。

あの建物は、非実在建造物です。手押し台車かセグウェイに乗って50メートルほど移動した後、窓枠を抜けるタイミングで台車を降りてます。当然窓枠は当然CGですね。歩行と台車の切り替えのときに上下の振動がほんのすこしみえます。そう思ってみてるので、勘違いかもしれませんけどね。

オペレーターが気をつけないとどちらの足を出しているか分かる時があるのですが、さすがにハリウッドのトップクラスになるともう歩いて撮影しているとは思えないくらいなめらかです。

椅子に座ってる女の子のを回るこむとき、スペースの都合壁がひきぬかれています。壁の角がフレームアウトしたここぞという瞬間に壁が下がってます。だれが支持を出しているのが気になりました。壁はモーターでも引けますが、タイミングは人間が出してるんでしょう。