東証14000円突入の悪寒
日本経済は堅調か？
東証株価指数
15000円前半まできましたね。
もうちょい落ちるんでないの。
先日村上ファンドに強制調査が入った時点で、これは崩れるなと思った。
報道は崩れない、といったけれど崩れて欲しくない人がそういってるだけ。
実際は崩れないわけがないのね。
ファンドが買っている株式だけが下がっても影響は少ないが
6/7の時点で、株価は下がっている。
どこが織り込み済みなんだよ！
ああゆう重いパンチはボディブローのように遅れて利いてくるに決まってんじゃん。
結構当たる俺予測
俺予想は当たる。当たり前にしか考えてないんだもん。当たって当然よ。
6/2の時点で私は日経平均が15000円前後で停滞するだろうと予測を立てた。
それにはいくつか理由がある。
現在個人の株売買が東京証券取引所の売買の7～8割を占め
株価もいまは個人投資家次第だ。
個人が取引を手控えると株価は急落する。
村上代表が逮捕されれば、下げ相場を予想するのが当然。
値下がりする可能性のある株は株であることだけでリスキィだ。
投売りをかけて株を投機ならぬ投棄したくなるだろう。
「まだ大丈夫」とおもうのは希望的観測で
大丈夫といい始めた時点でもう傷を負い始めている。
証券会社の広告を流しているマスコミ諸君が
「もうダメだ」とは口が裂けてもいえない。
経済の専門家
マスコミのミスリードを読めれば、だれでも株価下落は予想できたはずだ。
私は経済の専門家ではないが、ひとの気分を読むのは割りと得意だ。
東証のチャートを見なくても、ひとつふたつニュースをみれば、
個人投資家の気分はすぐ想像がつく。
ニュース取引したい気分を削げば、株価が下がって当然なのだ。
早期撤退かインパール作戦か
現在観察しているブログの2割ほどが、種銭が尽きて撤退。
信用取引で資産を大きく見せて取り引きすると傷が深い。
このまま13000円台まで落ち込んだ場合を計算してみよう。
15000円なので、あなたの資金を150万円とします。
これに信用取引で三倍に。450万円の株が帰るようになりました。
450万円で株を全力投球したと想像してください。
村上ショックで株価が13000円台になります。
額面道理であれば、150万円の資金は130万円となります。
ボーナスで補填しよう、しょうがないなと思える範囲でしょう。
しかし信用取引をしている場合
なんでも3倍ですから損益も450万が390万に成ります。
なにもせずに60万円損しています。
手持ち資金が150万円なのに60万円損したとなると、半減ですね。
日経平均に連動していればこのくらいで収まりますが、
値動きの大きい株に突っ込んだ場合、下落率は大きく傷は深くなります。
株を買わぬ理由
下落する理由のほとんどが狼狽売りです。
素人がこれはまずい、と思ったら売られるのです。
価値のわからない人に値段を決めさせるからそうなるのです。
そんな世界は、好きか嫌いかで言えば大嫌いです。
気分で値段を安くしてしまえる商品を人に売りたいですか？
たとえば身内に売りたいか、友人に売れるか。
売れませんよね。
株ではなくてモノだったら、こんな買い方はしません。
中古車屋で50万円の値札がついた車の価値は30万円もありません。
価値として30万円を30万円で買うならまだしも、
50万円で買って誰かに売って儲けよう、それが株です。
こんな取引が果たして未来永劫成立するんでしょうか？
株じゃなくて絵なら買うか？
株の価値を決めるのは他人です。
僕の持っているモノに勝手に値段つけるのです。
その仕組み自体も嫌な感じです。
そんなあやしげな世界に身をおいて、
チャートを眺めてすごすのは楽しくないでしょう。
好きならやってもいいけどさ
たとえば、絵画を買って値が下がったらつらいでしょ？
東京芸術大学大学院（油絵科）修了後
イタリア政府給費留学生
名古屋芸術大学 教授
芸術選奨 東郷青児美術館大賞 美術団体「国画会」に所属
以上は贋作でおなじみの和田さん経歴です。
盛んに売りさばいた永井画廊も、もう下取りしてはくれないでしょう。
和田さんの絵が大好きなら別に構いませんけどね。
株は株屋
株が下がった理由も納得が出来ないので、買いません。
マネックスみたいな中途半端な証券会社保身が原因だったり、
ちょっと考えれば怪しいホリエモンの逮捕だったり。
村上の逮捕もなんとなく頭の片隅に予想していたのかもしれない。
官憲の恣意的な捜査介入が風向きを変えたんだけど、その風をすべて読みきれない僕は、株を買わない。
なんとなくわかる程度では危なくてしょうがない。
株を買うには不確定要素が多すぎだもん。
豪雪地帯で夏は水の出る、海辺の崖沿いに家を建てるようなものでしょ。
だからやーらない。