企業の崩壊と鎌倉幕府の終焉

企業の崩壊と鎌倉幕府の終焉

ニートに兵役を!という人がいる。発言している人の多くは自分が上官になると信じている政治家や企業化が多い。だが、本当に上官の言うことを聞くと思っているのだろうか?

実験したいなあ。最初に狙撃されると思うよ。

居酒屋ワタミの社長を神奈川では教育委員にすえるそうです。さすが先見の明に優れた神奈川県教育委員会!やることが違うね!

教育者が思う理想の人材ってのは、「ワタミの社員になれる人」なんだろうなー。子供の夢をつづる作文で「ワタミの社員になりたい」と書かせよう。これ、ちょっと前だったらグッドウィルの社長とかにするんだろ?どうせ。

以下はひねくれもののみた企業イメージ。

景気が悪くなったのは敗戦で、戦争と一緒ですよ。

ベトナム戦争で若い米兵が志願してくるのは、「強いアメリカ」を信じているから。

日本の大企業に新卒者が入りたがるのは、「大企業なら安心」だと信じているから。

だけどその最前線が血なまぐさいものと気が付いたら?塹壕から出てこないよね。この状態がニートであり、戦地に行かなかったヒッピーなんだろう。

そして人間のやることは百年一日変わらない。また景気回復に乗ってわけの分からない経営者が羽振りを利かせるのだと思う。それでもベトナムからアメリカが立ち直るまで、アフガン侵攻まで20年かかっているから、企業がまた調子に乗ってバブルになるまで20年くらいかかるのだろう。つまり、2027年あたりに経済発展が起きるはず。

理屈は層だが、年寄りが増えて人口減で、そんな活力どこにも無いぜ。

桜井@猫丸屋さんのエントリーより

ちょうど鎌倉時代の『御恩と奉公』による
封建主義のスキームが崩壊したのとよく似ている。

ワタクシ歴史に疎いのですが、これは納得しました。歴史学者に講義を受けるよりもどこかの誰かの一言のほうが真に迫っています。

そう、元寇と一緒だ。中国をはじめNIES諸国の製品が日本に侵略してきたのは元寇なんですね。それまで「ご恩と奉公」で成り立ってきた日本の家電、電子産業が、幾ら開発しても売れなくなってきているのが今元寇が攻めてきた状態とおなじなんでしょう。

戦っても戦っても賃金は出なくて。開発費は相変わらずかかるんだけど、武士に出す給料は換わらないんだけど、守りの戦闘だから勝っても何も残らないのね。

僕のご先祖は絶対武士じゃなさそうなので、

73:鎌倉幕府の崩壊

元寇の過程で、鎌倉幕府は朝廷の承認のもとに
「鎌倉殿との主従関係の有無に関係なく人々を動員しうる」
という力を得ることになりました。

文永・弘安の役をしのいだ鎌倉幕府でしたが
「いつ三度目が来るか」
懸念の状態は続き、
戦時体制が明確な終息を迎えることなく
なしくずしに平時へと拡張されていくことなります。

おお、すごいな。「主従関係の有無に関係なく人々を動員する」ってのは、「正社員雇用の有無に関係なく動員しうる」ってことで、派遣全盛の今と同じですね。

32型以上じゃないと利益が出ない「液晶大画面テレビの役」とか。外資がやたら攻めてきた「保険業界の役」も同じなんだなあ。元寇がせめてくるってのは、軍事の国際化で、今おきている「経済のグローバリゼーション」と同じなのですね。

それで、鎌倉幕府はどうなったかというと、

 鎌倉幕府に反抗した人々を称して 「悪党」といいます

幕府に反抗する人が増えてきました。日本の家電製品を買うのにいちいちけちをつけてからじゃないと買わない僕も悪党。

で結局内紛やら利権の奪い合いやらで最後は御家人にも愛想を付かされて崩壊したのが鎌倉幕府みたい。

ひっくり返すには後醍醐天皇が必要なんだそうな。

もしかして彼らか?歌の力か?マクロス7か?