銃規制と州法

アメリカの銃乱射事件。コネチカットの小学校の次はカリフォルニアのショッピングセンターで、その次はアラバマの病院だそうな。

毎日乱射してる。

NRA-ILA | Connecticut
コネチカットは割と面倒くさい銃規制が法律で定められており、93年以降はいわゆる突撃銃の所持許可が下りない。

USAは州ごとに法律が変わり、同様に規制の厳しいカリフォルニアも攻撃用小銃の許可が下りません。

犯人が持っていたのは、フリーダムアームズのブッシュマスター。といっても昔懐かしいJACのアレではなく、外観はそのままAR-15。きっとOEMかライセンス生産でしょう。

弾装が規制の10発しか入らないモデルではなく、25とか30発入るモデルにご丁寧にクリップで束ねてあります。ママンの趣味だそうです。

School Shooter Adam Lanza Used Military-Style Bushmaster Rifle

写真をみるとピストルグリップで、州法に合わない気もします。規制前の購入品は無改造でいいとか、そういう抜け穴がありそう。

ちなみにカリフォルニアなどは独立したグリップを禁止しています。たとえばこのキティちゃん。

The Firearm Blog » Hello Kitty AR-15

肩あて部分と銃把を独立させてはいけないので、こんな妙チクリンな形になります。ほかに親指を通す穴をあけたサムホールタイプや、以下のようにパイプを曲げたような変則型でも合法となります。

The Firearm Blog » FRS-15 California “Featureless” AR-15 Stock

こんなの、左右のスイッチが手間取るだけで抑止力にもならないようにおもいます。交換すればすぐだし、だって威力はそのままですもの。

MAKE: Japan : 3Dプリントした銃で実弾射撃
P-90スタイルのマガジンが付いた小銃です。ロアレシーバーをまるまるプリンターで出してます。こんなことができるのですから、銃把くらい簡単に作れますし、州をまたいで買えばいいわけで、自由の国って自由があったらあったで面倒くさいなあと思うのです。

ホームキッチンのカテゴリーに置いてありました。いつ使う。