秋の風に誘われて掃除。夏の湿気を1番食らう押し入れは、1度床板が傷んでコンパネと入替え済。ダンボールの箱を持ち上げるとその下にカビ。
生木はカビるんです。
それで、予定にないカビ取りから開始。隙間が悪かったのかもしれぬと、施工時ゆるく作った床が、地面と隙間が出来ないように釘の追加打ち。壁も地震で揺れてだいぶん釘が抜けています。
カビにはペンキ。
水性塗料を持ち込みました。
しかし、部屋の中でペンキはどうなの?
敷居と壁を養生するのが大変面倒臭いので、違う方法を採用します。
リンレイのワックス
リンレイ白木用ワックスを使います。
生木用です。以前望遠鏡の三脚を作ったときに塗装が面倒で使った生木用のワックス。いまでもその三脚はカビずに残っています。
新品ならば柔らかいのですけれど、10数年ぶりに取り出した我が家の備蓄品は中で乾燥してロウソクみたいにカチカチ。
缶の蓋にのせて下からライターで炙って溶かして塗りつけます。
うーん、どこかでやったことがあるぞ。そうだ、スキーのワックス塗りだ。
スキーアイロンで溶かして塗りつけてもいいかもしれないと思いつつ、ボロ布にすりつけてゴシゴシと塗り伸ばしていたら方針転換前に畳一畳分の塗りおしまい。家中が小学校で使ってたワックスと同じニオイになります。ニオイで思い出すことは何もない。そう、過去は振り返らないの。
お昼ご飯を作ろうと思ったけれど、ワックスまみれの両手。これ、落ちないんだよなあ。ボロ布でぬぐって石けんを使って落したけれど。
パスタにしました。