デスクトップ用のパソコン電源にはコンデンサーなど熱を持つ部品が詰まっています。
通常空冷ファンがつきます。
このファンがうるさい。
パソコンの置き方を変えたら、ノイズが耳に付きます。
現状はこんな感じ。
CPUは岡谷のNCU-2000ファンレスクーラーです。
電源もファンレスにすると熱が心配だったので12センチファン付き電源を使用。
この12センチが風量が多くてうるさいのです。
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電源の交換が静音化への早道。
4種類の電源が考えられます。
- 準ファンレス電源
- 完全ファンレス電源
- 電源の改造
- ACアダプター化
準ファンレス電源は、熱を持つとファンが回ります。
普段はファンが回らないスグレモノです。
できが悪いと普段からファンが回って元の木阿弥。
結局ファンが回るなら交換する意味がありません。
今回は却下。
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完全ファンレス電源に交換しました。
80Plusの認証が付いたモデルです。
マザーボードとCPUを現行世代に入れ替える予定でした。
電源だけ買っても新機種へ入れ替わりませんので目的を見失っていますが・・・
マザーが買えたなあ・・・
折角なので試しに現行機にファンレスの電源を装着してみました。
うむ、見事に音が消えた。
これはよいね。満足なり。
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外した電源をみると、ファンの上側にホコリが積もってました。
ホコリもノイズの原因です。
直ぐには使いませんが掃除しておきましょう。
ファンの前にあるワイヤーのガードを外して、竹ヒゴに付けた布きれを差し込みます。
ファンの裏側やコンデンサーの隙間を少しずつ掃除しました。
付いているファンをみると、大雑把な12センチファン。
ファンの角くらい丸めてくれれば静かなのに直角です。
これでは風切り音が五月蠅くて当然です。
最初についてリテールのファンではなく、交換した市販の電源です。
名前にサイレントと付くから多少マシかと思いきや全然ダメ。
もともと風量を誇るモデルみたい。
分解してファンを入れ替えれば多少静になります。
電源は開けたくないのでやりません。
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ほかに、ファン自体を排除する方法もあります。
電源を分解してファンを取り出すほうほう。
分解した時点で電源の保証がなくりますのであまりオススメではありません。
パソコンの電源は分解できな用に。封印シールがどこかに張られています。
電源ファンを修理しましたよ♪: ~ 陽射し ~
封印を撮らねばなりませんが、回転軸への注油で改善されるようです。
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静音化の最終手段は、ACアダプター化。
ノートパソコンなどに使うアダプターをATX電源に変換する方法です。
電源の力がそれほど大きくありません。
パワー不足を補うためにアダプターをふたつ繋ぐキットもあります。
いまはパソコン側の省電力が進んでデスクトップでも使えるのでしょう。
アダプターはジャンク屋にゴロゴロあります。
ただしキットも結構な値段なので、今回はATX用ファンレス電源にしました。
400wのファンレス電源
アダプターを使うための変換キット