映画 「再会の時」

映画「再会の時」が見たくて金曜の夜はがんばって起きてた。
夜更かしがきつくなってきた。歳を取ったらしい。

「再会の時」はよく出来た映画だ。
あらすじは、学生時代の仲間が友人の自殺をきっかけに集まる、ただそれだけの話。

最近の映画にありがちな余計なギャグはない。過度な演出もない。ただ坦々とした描写なかで、それぞれのひととなりがにじみ出てくる。伊丹十三の「お葬式」はきっとここにヒントを得ているのだろう。

オープニングもしゃれている。ぜひ見て欲しい。本編は俳優が俳優らしい仕事をしている。
何も爆発せず銃撃戦もない映画なのに、全く飽きる暇がなかった。
こんな映画が楽しくなるなんて、歳を取ったらしい。

再会の時 コレクターズ・エディション