株価チャートというものがある。株の上がり下がりを時間軸を横、価格を縦にして表現したグラフがそれである。そのチャートを見て、投資家は買いどき売り時を決めるそうな。短気売買が基本のデイ・トレーダーならロウソク足だの見分けなければなるまい。しかし僕は別にデイ・トレーダーではないので、きたねえグラフだなあ、ぐらいにおもう。
旧エッジの株が先週一次的に上がりましたね。そのとき、そのあがり方を見て、これは個人投資家が買ってんだなーと思ってみてました。つまり、もう、終わりかなと。売る人がいるから個人が買うわけで、材料もないのにエッジの株が上がるのは何でだろうなあと思ってみてたんです。「おしまい」のときって、だいたいこんな感じですから。
どこかでもう「おしまい」って話しが出てて、それで機関投資家みたいな「大人たち」が株価を高くして、素人に掴ませてるんだろうなくらいに思ってて。でも理由はわからないからなんだろうなあと悩んでて。
それがなにかと思ったら昨日出てきた。
ヤフーの投資会社がでてきた。CEOのキャラが立ってて良いですね。あれ見ちゃうと、たいていの堅実な（笑）企業なら、エッジの側にはつかないわけで。彰義隊が崩れる様子を見てる土佐の軍勢みたいなもんで、そうか、こうやってエッジをつぶすんだなーと感心してしまいました。
自分の売りをつぶされるのは、エッジが一番嫌がることでしょう。ネットの新興企業だからというので上がっていた株価も、良く考えればヤフーが出てきちゃうと、あっちと比べれてエッジはどうよ、ってことになるし。エッジのえらい人のビジョンもCXと組んで擬似楽天市場をやるという（笑）なんだかなーって内容で底がみえちゃったし。
冷静になって考えればこれまでエッジが投資してモノにした仕組みって、なんかありました？もともとウマスタートだし、虚業だし。大体だれかのふんどしを借りるか買いとって自分のステッカーを貼ってって仕組みですよ。
金持ちの子どもがてこぎボートに乗れるからってタイタニックの船長になりたいっていうようなモンでしょ。その船乗りたい？って思うし従業員は逃げるわな。