古本屋の位置

古本屋さんは許可が必要な商売である。売るのにはべつに許可もなにも必要無いけれど、本の買取をするときに古物免許が必要となる。販売を目的として、第三者から本を買取る際には持っておこう。古物営業法の主旨は故買・・・盗品と知りながら買い取ること・・・を禁じている。盗まれた人への現状回復行為をしやすくするとか、捜査当局が把握しやすくするのが目的。だから、個人からの買取をしなければ、べつに古物免許なんか持たなくてもかまいやしない。

でも、先に上げたように第三者から買い取りで盗品を掴まされる可能性があるなとおもったら、持ってたほうがあとで揉めないだろう。転ばぬ先の杖といったところか。実際に、俺持っててメリットあるかな?とおもうんだけど。さいきん買取するから、無いと困るわ。持っていると面白いのは可能性が増えることですかね。明日おもいつきで不動産屋に行って、テナント借りて古書店をはじめるのが可能。

店先に「買い取ります」とか「高価買取」って堂々と書ける。ついでに明日、古書の組合にいれてってお願いに上がることも可能。最近サボっているけど、古物の競り市にいれてもらって、「売れないもの」を掴まされることも可なり。スキーが忙しいと言う理由で最近サボってますが、他の業者さんと競りでモノを売り会することができます。出入りできるようになるためには、古物免許が最低限必要となりますが、

やってみるとプチ・サザビーズ気分が味わえます。古物のくくりは広くて、扱いやすいところ古本から銃砲刀剣絵画類まで。許可の申請のし方次第では、絵画商にもなれます。明日から画廊を開くとか。私は絵の才能とか見る目は有りませんから実現したら横山大観の偽物を山と集めて目も当てられない状況になりそう。そうなる自信ありだね。

中古バイクショップとかね。あのセリにはいるには店舗が無いと行けないとか。それ以前にバイクを捌くルートがないしねえ。ん、俺バイクの免許無いよ。普通免許しかないから運ぶトラックも運転できねえや。とまあ、本屋さん、道具やさんなど、何かになれる可能性を許可証が秘めています。それだけで面白いかも。実際に手続き面倒だけど。最近では身分証明書を地元の法務局で取れるようになったみたいだけど、めんどうよ。さっきURLの変更を頼んできたけど、面倒だわ。俺書類書くの苦手で、いきなり書き間違えるし。制服警官がうろうろするところって落ち着きませんねえ。

港署じゃないから浅野温子もいないし。書類を書いてるテーブルの上には、散弾銃とライフルの銃身と口径の測り方がを示す図があるんだけど、銃身の測り方に機関部まではいってて、いいのか?と思うし、許可書類一覧の表をみると、大部分は「風俗営業適正化法」の下にしれっとかいてあって、そうか、警察から見ると犯罪にかかわる可能性ってことでいうと、風俗と銃のとなりに古本屋があるんだなと。