自治体のホームページ

Joruri公式サイト
ジョールリというCMSがあります。CMSを探しているときに見つけました。木になります。個人がホームページを作るのに使うには大げさなCMSですが、面白い機能が沢山付いています。自治体OSSキットと言います。

自治体がどんなページを作ってるのか見てみました。茨城県の真ん中あたりの市を例に、「観光>イベント」のページのアドレスがどうなっているのか見てみましょう。

水戸市ホームページ
http://www.city.mito.lg.jp/001433/003461/index.html

茨城県ひたちなか市公式ホームページ トップページ
http://www.city.hitachinaka.ibaraki.jp/life/3/18/

水戸市のほうは001433の中の、003461となっています。カテゴリーの階層を番号で管理しています。その下に記事番号が続くようです。ひたちなか市のほうも同様の階層構造です。ただフォルダ名はlifeという名前が付いていて、その中の3番目の18という作り方になっています。

ソースをみるとひたちなか市のほうがきれいに整理されています。ひたちなかのほうがこういうのは得意な会社が多いと思います。

水戸市はフォントカラーの指定とか妙な単発CSSファイルがあります。携帯サイト用とか、インターネットエクスプローラーの古い版用など、なんらかの対策なのでしょう。

自治体用のCMSは個人で使うには大げさですが、階層がきれいに作れます。ちょっと興味があります。いろいろいじくり回してみると、個人的にはCMSじゃないふつうのホームページ形式のほうが好みです。管理が楽です。

ただ、ちいさな町や村ですら、ページ数は千万単位になってしまいます。システムを入れないと管理しきれません。

ときどき古いページがなくなります。システムを変えるときに記事番号とカテゴリー番号を引き継げないのです。さらに記事の管理番号が日付基準だったりすると、システムをまたぐのは大変かと思います。そのあたりがなんとなく嫌なのですが、作業の効率化を考えると数字だらけになるのは致し方ないことです。

個人サイトであれば、wordpressあたりで作ってトップページのナビゲーションをうまく作ったほうが管理は楽になると思います。