移動撮影から三脚への転換

今年は一度くらいは海に入ろうと思っている。

去年もおなじこと言っていたかもしれない。ちなみにこの5年?いや10年は海に入った記憶がない。海に近づいて足くらい濡らした覚えがあるが、友人と三人で出かけたのは多分10年だ。

長く生きると過去が曖昧になる。

カメラを何台か処分したら気分がよい。沢山保っていても結局使うのは一番性能のよろしい1台。もしくは持ち歩き用の1台。いずれか。あとは趣味でデジタル骨董カメラを使うけれど、これは屋内用で明るいキヤノンレンズ(f1.8)がオマケのようについているのと、単三電池で動くのでなんとなく残した。

ビデオカメラ代わりに使っていたコンデジもだいぶんなくした。

映像を作るときに移動撮影というものは案外つかわない。三脚か肩に担ぐリグのほうが、きっといまの私なら使いこなすだろう。

どうしてあんなに移動撮影に執着したのかわからない。熱狂がすぎて、いまようやく「映像」の善し悪しを考えるようになり、自分が視聴者であることに立ち返ると欲しい映像を撮るために使う機材はたぶん三脚。