水に沈む

ちいさな地震を増幅する

朝の10時前に店舗の屋上駐車場に止めた途端に車が揺れて、エンジンを切ったのにおかしい。腰を下ろしたり、片膝をつくと自分の心拍で体が揺れたのを、地震と勘違いするのでそれかな?と、おもったけれど車のシートに座っておりますので、太股の影響なし。遠方の水銀灯をみても、隣家のテレビアンテナを見ても揺れていない。

帰宅後、地震情報を見ると水戸は震度1でした。たぶん華奢に出来ている軽量鉄骨の1階屋上で、うちの小型車とあいまって、揺れを大きく拾ったのかもしれません。固有振動数は周波数に依存してますから、80センチで1秒でしたか。もしかすると、その周期の倍数に当たって、揺れを大きく感じたのかもしれません。

大雨注意

夜、大雨警報がでて、いま夜中ですけど雨。もうちょっとまんべんなく、定期的に振って欲しい。記憶の中で数えると、九州北部豪雨があって、新潟と秋田で大雨があって、なんだかほかにもどこかで村が沈んでいます。私の住む場所も、市の水害情報でココが沈む地図を見ると、わりあいと早めに沈むそうです。那珂川は北側の農家におかれましては、軒下に天地を逆にして小舟をつり下げています。かつて、那珂川の堤防が改修される前は定期的に大水がでていましたので、当時は大活躍だったのでしょう。

この30年ぐらいは、家が沈むほどの大水は出ていません。ただ、50年に一度なんて雨量が来たら、私もどこに逃げるか考えて置かねばなりません。水がでて、沈む順番は決っていますので、私の所でいうと、裏のスーパーにいく抜け道の揚水機のある場所が、昔小川の終点でしたので、あそこの家が先ず沈みます。

たしか、昭和の大水の時は家の横の路地が川のように水が溢れ、家の前の道路がついで溢れました。いまは、千波湖の揚水機を強力タイプと入れ替えたはずですから、そう簡単には水も出ないと信じておりますが、もしある程度大水がでると桜川沿いの路上駐車の車が水に沈むことになり、駅南のアンダーパスに水が溜まって走行不能になります。あとは運次第。

正直逃げるアテはぜんぜんなくて、せめてふだん自転車乗りなので微妙な地面の低さは記憶していますから、昔田んぼだった場所には近づかず、どこか近くの高台に逃げることにします。