自作ジンバルと簡易軸受け

自作隠定器制作の一つの関門がこの部分です。ようは手のブレ本体に伝えないように作ればよい。そこで、市販のユニバーサルジョイントと軸受(ベアリング)を利用します。

しかし、その使い方や加工に自信がない方は制作に気後れするかもしれません。そんなあなたに自作ジンバルセット(笑)

太い部分はVP25の継ぎ手を三分の一にカットしたものです。肉厚なのでドリル後そのままネジを押し込んで充分機能します。ネジは四カ所上下に貫通穴を通し、中にあるパイプを押さえています。

グリップの回転部分は軸がM6の長ボルト。グリップのパイプはVP13のパイプをただ嵌めただけです。ミソはグリップ・パイプの上下にあるワッシャの組み方です。

ワッシャはM6で、M6*22というサイズです。これでパイプのなかに落ちるのを防ぎ、間に挟んだM6*12のワッシャを挟んでいます。

間に小さいワッシャを挟み、軸のボルトを緩く設置するとこれだけで回転しますのでなんとか実用できます。縦、または横の回転軸を本体側に装着するともっと簡単に作れるでしょう。