読書家としての今年の総括。

久しぶりに風邪をこじらせる。

とりあえず車を運転する都合から総合感冒薬は飲まずに、ニンニクを大量摂取。国産の地物を野菜炒めに入れて、さらにキムチをのせてお昼ご飯。体温が上がっているうちは調子がよい。

調子の良いうちに雑用を済ませる。うまれてはじめて「お歳暮」をもらっているみたいなのだけれど、タイミングが悪くてあとで取りに行きます。M書店様(笑)。

今年を総括しますと、まあ、ひどいこともないかわりによいこともなく、相変わらず貧乏は直らず、この10年何も変っていないように思います。

変ったことといえば、読む本の質が飛躍的に良くなったことくらいでしょうか。毎日うんざりするくらいの本を眺めているので、できの良し足は自然とわかってきます。わかった上で読みますので、そうそうひどい失敗は無くなってきたなと実感しています。

とはいっても、ひどい本はそれはそれで面白いので、脈絡もなく読むのもおもしろいものです。一方、なるほど、これは良い本だなと確認した上で読む、上質な読書は、贅沢な時間の使い方だなと最近わかるようになりました。

「リングサイドでうたを聞いた」佐瀬稔著 ベースボールマガジン社 を、じっくりと読んでいます。古い本なので汚れているのですが、中身は手垢にまみれていない、さわやかな文章が詰まっています。