anego は「弟萌え」である

連休中は珍しくテレビを見ている。
キムタクのレースのドラマをみた。ライバルのキャラクター描写が少女漫画か少年ジャンプ程度の薄っぺらくて片腹痛い。原作が本宮ひろし先生ならもうすこし面白いのに。だいたい、F3000のテストドライバーでチームと揉めてしまうような人物設定では、人間としての深みが足りなかろう。テストドライバーがチームと揉めてどうなるものでもなかろう。おなじSMAPでも森君がやればもうすこし説得力もあったろうに。

さよならゲームくらいに、演技のできる俳優か、もっと年上の俳優を使うべし。引退して児童園を作っているおじさんが、資金繰りのために年老いた肉体を鍛えなおして再度レースの世界に復帰とかしたほうが、よっぽど面白いと思うんですけど。主演はそうねえ、阿藤快さんとか。平田満さんとか。風間杜夫だとカッコ良すぎて普通だわ。おなじラインで、主演がきたろうさんなら面白そうだなあ。歳なのにすごく速いの。

レースの世界ってもっと上の年齢でイケルでしょ?ああ、フォーミュラーはだめか。じゃあ、設定をWRCにしてですね、きたろうさん主演でお願いします。

そんなことを考えながら、昨日も疲れてテレビを見てた。鉄道事故の遺族の話が辛くて、ニュースが見られなくなった。篠原涼子主演の「anego」を鑑賞。

あれ、完全に妄想ですね。30代前半のバブル入社OLが、10歳も年下の赤西クンに告白されるわけがないだろう。あの妄想爆裂ぶりをみて、どこかに同じネタがあったなと。「妹もえ」の逆バージョンですね。

決して姉御萌えではない。自分がおねえさんで、いろんなイケ面の「弟」から告白されるという、男性向けエロマンガとかパソコンソフトのの常套手段ですな。それの男女を入れ替えただけです。わたしなんかその妄想感がきもちわるくてしょうがないのですが、皆気にしないのか?

つまりあれは、「弟萌え」なわけだ。そんなやつらにロリキモオタと呼ばれるオトコタチは、いまこそブソウ蜂起したほうがいいね。戦う敵が居ないけど。