シェフの飯がまずい

レストランの飯がまずいいって文章がうまく書けてて感心しました。料理のまずさ加減が手に取るように浮かんできます。写実文としてなかなかの文章です。他人を貶すことにその手腕を使うのはなんとも無駄なこと。言わぬが花。

文章は凶器。

シェフの心に棘として刺さった理由は文章の長さにあります。情景描写と感想を書き連ね最後に悪い部分をまとめることで全体の悪印象を強くしています。店にいくきっかけから料理についての解説までの流れも良くできています。