スペイン高速鉄道のフラットカーブ

スペインの列車事故。高速鉄道は車体を見る限り白塗りのTGVに見えます。

脱線したニュース映像を見ると宝塚の脱線事故に似ています。現場の線路をみるとおよそ100Rくらいに見えますが、そんな狭いカーブでは鉄路が引けません。地図で確認してみると非常にきついカーブではありますが、半径は400メートルほどあります。なぜに脱線しますかね。

報道によると在来線と共有しているとか。確かに駅のちかくに、在来線と高速鉄道が併走する部分があります。ニュース映像をみると背景に高架の高速道路が見えますからたぶん場所はここで、撮影時は工事中。

この場所、古くからの巡礼地とか。歴史があるぶん線路の引き方は古くさく、今回事故を起こした高速鉄道と併走する在来線はびっくりするくらいうねうねしています。S字に次ぐS字で旅行するにも移動の足にするにしても時間は倍以上かかります。そりゃ地元は高速鉄道が欲しいわけで、日本海に向かう新幹線や長野に寄るリニアモーターカーなんか目じゃないくらい線路が曲がっています。

駅から離れた場所は高速鉄道らしいまっすぐな線が引いてあります。事故現場直前もまっすぐなトンネルです。しかし、用地買収や駅に侵入するときの都合を考えると新たに高速鉄道専用に鉄路は引けず、在来線と併走する形で専用線を引いたのでしょう。

列車の倒れる様子をみると2両目のディーゼル機関車が倒れています。たしかに進入速度が速いのかもしれませんけれど、これ、バンクを付けておけば倒れなかったのではないでしょうか。たぶん400Rくらいありますし、広軌ですし。バンクさえあれば多少バランスの悪いディーゼル車も曲がれたでしょうに。なぜ平らに引いたのか。


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