デカイマーリンも良いけれど

食べ物がありすぎるとついつい食べてしまうように、情報もありすぎると取りすぎることがあります。

なにか作ろうと思ったときに情報ばかりあふれてて肝心の工作の第一歩が踏み出せないことが多々あります。うちは勝手口をでたすぐ後ろに工具の揃った工作台があるにも関わらず、最近なんにも作らずにイメージスケッチばかりしてます。だから、工作台がないとかそういう人は永遠にスケッチだけで物が具現化せずに時ばかりすぎてしまうのだと思います。

今作ろうとしているのは、カメラのリグとかクレーンとかなのですがネットで簡単な作り方をみると、そんなに簡単なら作らなくてもいいやと思うのでつくりません。

作った上で運用しやすい形に洗練していくところはたぶん楽しいはず。クレーンなんてつくっても運用するわけがないので、それなら運用できるクレーンってお題に切り替えてものつくりをやり直せばちょっとはやるきになるかもしれない。そろそろ涼しくなったので工作するよ。

スライダーはわりと簡単で、押さえるべき部分はあそこかなあと妄想するのみでぜんぜん作ろうとしません。たぶん、作っても使い道があまりないことと、ステディカムで代用してしまうからあんまり静物撮りはしないのです。あればあったで便利ですけど。

ステディカムことスタビライザーは、ちょいと重いカメラを乗せるつもりで開発をすすめてて、でも結局いままで使ってきた手法の延長でつくるとなんだかうまくいかなそうな。単純にマーリンの長いのとかデカイのにすると大きなカメラも乗るのですがそれはそれでそんなにおもしろくありません。いま使っているスレッドを全体的に太めに作り直すとたぶん、一眼の入門機くらいは乗るとおもいます。ただ、それでは普通すぎておもしろみに欠けます。

一台三役みたいなのは実はあまり好きではなくて、結局ぜんぜんどれも中途半端に使えない物になるのでやりたくない。マルチパーパスを設計要求の最初にいれると、ぜんぜん物事が進まなくなるのです。

だから、色々便利なものを作るフリをして、その実まったく使い道の分らない思いつきのほうを拡張して作るつもりです。たぶん、重いカメラがのるやつで軽くつくります。軽く作るためにはいままでの手法はいちど捨てないとできないと思うので、さてどこを捨てましょう。ずっと難問なのはカメラを乗せる台とパイプの接続。直角に取り付けるにしても平行に配置して縦にボルト締めしても、どれも合理性がなくてスケッチ段階でなんだか気持ち悪くなってそのままにしています。できれば体の正面で構えられるとか、人混みのなかでも問題なく使える便利なものにしたいですね。

わたしはどうも実践派らしく、実際につかうときの状況とそのさいに要求される要素を洗い出してからつくろうとします。

器用なひとは海外製を真似するとか買っちゃってそこから始まるのでしょうけれどそんなに器用じゃないし。

できないなあとうだうだするところが私にとってのエンターテイメントなので、うだうだするのは真似しないで下さい。たぶん最初にできあがるのは変な形になりそうです。





工作好き