へそ曲がり

【自覚症状】
私は「へそ曲がり」だ。
なんのことかと言えば、例によってカメラ安定装置です。

いくつかのサイトを見ると、既に「ステディカムマリーン」をコピーを見つけました。
それを見ても全然作る気がしない。
だってだれが作っても同じなんだもん。あーあ。

あとから同じものを作っても。
違うことをしないと。

【コメリで買え】
材料は近くで代えるものを利用します。
旋盤で一品削りだしでも良いのですが、それ、真似しにくい。

部品は田舎の普通のDIYショップで売っていないではいけません。具体的には「コメリ」で揃うこと。さすがに「ボールベアリング」は専門の工具屋か通販で買っていただくとして、それ以外は「コメリ」で揃うことが必須です。だって、まねして作ろうと思ったとき「田舎だから作れないや」とか、「旋盤がないからできないよ」では困ります。

【100円ショップ出そろうくらいの工具】
大した工具が無くてもアパートの一室で作れること。これが設計の条件です。最低、万力と作業台になる板くらいは持ってて欲しい。あとドリル。簡単に作れて効果が高いものが良いものだと思っています。そうしないと、つぎの発展型が作れません。

【産業史】
いろいろ調べた結果「旋盤の歴史」と「ボールベアリング」の種類とサイズ、それと「水道管」ことVP塩化ビニール管。これらはそれぞれ呼び径、内径、外形、フランジのあるなしなど効率よく使うための判別方法を理解しました。

まー、能書きばかりたれてますが結局なんにもしてません。いちおう材料にならないかなと思って「竹」は切ってきましたよ。ただ、竹ってなにせ自然のものなのでセンター出しがやりにくいんです。材料費はタダだけど狂うし、熱処理して硬化させるの手間を思うとパイプのがいいや。

【自作ジンバル】
そんなこんなで、現在考えているのは、例によって「自作のジンバル」です。3日前にも考えていたじゃないか!と思う方もいらっしゃるでしょう。納得しないと作れないので作ってません。

以前は樹脂パイプをプロペラシャフトのジョイント様にカップにしてネジを立てて、中心部分に金属のコアを入れレは事足りると思っていたのですが、軸が短くなるのでなんとなく嫌でした。

それでまた条件変更。全部の軸に小径軸受けを入れる方向に落ち着きました。重量が増えますが、小型化もできなくはない。加工の手間がありますが、いちおう今まで考えていたモデルより簡単になりました。

それを最初に作ろうと思います。伝導機用の「ユニバーサルジョイント」もやっぱり使いません。

今考えている方法がうまくゆけば、それを基本としてベアリングとパイプサイズを大型化できます。ベアリングをタミヤのラジコン用にすれば携帯用に。大型化すれば手持ちのHDD・DVDカムくらいまで問題なく載せられるでしょう。

加工は金属加工数カ所、樹脂パイプの切削りくらい。ベアリングは一番安いのを6個使う予定です。

樹脂パイプとアルミのアングルを利用し、カメラ本体の取り付けネジのみ「カメラのキタムラ」に金属製がなければネットかオークションで取り寄せるつもりです。他は近所で全部揃うはず。

ベアリングはフランジ付(つば付)を使いたいのですが、結構高いので、普通の工業用の汎用品を使います。収めるピローに当たる場所に切ったパイプと紙巻きでお仕舞い。これならだれでも作れるはずです。

頭の中に図面はあるし、作る途中も公開予定ですが、作るのはいつになるやら。