黒子の逮捕

黒子のバスケの脅迫者が捕まってました。警察署の出入り口から護送車までの映像は警察の判断で公開、非公開が操作できます。顔を見せたくないときは護送車を入り口の近くに置き、手前をブルーシートで覆います。未成年の容疑者の映像で、足下のサンダルだけが写るのは見えないようにしているから。

社会への影響が大きい事件の容疑者は移送の際カメラに写るように盛大に顔を出します。公開処刑をするなら裁判所なんて要らない。犯人はしばらく娑婆には出てきませんから文句は言えません。三浦和義はよく週刊誌相手に裁判を起こして勝ってましたっけ。笑顔の容疑者はクリエーターを目指すなら勝手にやればいいわけで、ひとりでアニメを作っている新海誠方式で作れば良かったのです。秒速何センチになるか分かりませんけど。

ひとりでなにか作るのは楽しい作業です。向いていないことはやらなくていい。向いてることだけすればよい。脅迫なんて非生産的なことをせずにシナリオを書くとかイメージボードを描くとか楽しいことはいくらでもありましょう。彼は絵を描くよりも脅迫文を書くことに生き甲斐を感じてしまいました。最初に思いっきりボタンを掛け違えています。ある日突然うまくいっている状態になるわけがありません。成功には必ず過程があります。過程を飛ばして成功している人を妬む気持ちははかりかねます。

刑事として初犯だからすぐ出てくるかもしれない。けれど民事では相当絞られます。イベントが潰され、脅威への警備費用も請求することになります。なにより版元の弁護士がなにを仕掛けてくるやら。