親指シフター

直木賞作家・姫野カオルコ、こだわりの“親指シフト”について熱弁 | 日刊SPA!

親指シフトの記事があるのならスパを買おうか。週刊誌はすぐなくなっゃうから。

ひさしぶりにオークションで検索してみると富士通の親指シフトのワープロは軒並み五万円くらい。キーボードだけで1.5万円。ちなみに私はこの文章をニコラ配列で打ち込んでいます。ベースはマイクロソフトのエルゴノミクスキーボードプロ。かなり改造してまして、親指の位置にキーを3つ付けてます。通常の親指シフトキーボードは左右に左親指用のキー、右親指のキーとなりますが、うちのは私が自分で使うために工夫してその左右のキーの真ん中にエンターキーを配置してます。結果、エルゴノミクスキーボードのパームレストに手のひらを載せたまま、小指で削除ができ、エンターを左親指で打ち込んでいます。

フルパワー全開 WindowsCE のページ ソフトウエア3

エミュレーターはem1keyです。。環境はOSがWindows7です。もともとは「親指ひゅんQ」を使っていましたが開発が止まり、小笠原博之様謹製のem1keyに乗り換えました。親指に割り当てるキーの制限がない点が優れてます。右親指キーを普段使わない「*」印にしてあります。

ATOKと併用しています。

windows7に載せ替えたのは簡単でした。ただ、うちはATOKを使っている都合起動時にATOK用のファイルを別に起動せねばなりません。そのためアイコンをプログラム>スタートにいれての自動起動ではなく起動時には毎回手動にてATOK用のem1keyを立ち上げています。とくにそれが苦痛とは思いません。親指シフト入力があるだけでとても便利なので、そのくらいの不便は忘れています。なにより環境が変わっても入力方法がそのまま使えることに感謝しております。

富士通の中の人と、小笠原さんと、あと種を絶やさずにこの特殊な入力方式を使い続けてきてくれた先人に感謝します。

世間からみると、キーボードが特殊過ぎて普及しないと思います。覚えるコストが高くつくし。流行らないだろうなあ。勝間和代さんがいっときエバンジェリストとなって普及してましたけど、カツマーの皆様におかれましては数が多いからなのか、こっちに来る人が少なくて挫折する人が多くて残念でした。もうちょっと増えても良いのに。

自作親指シフトキーボード
ウチの親指シフトキーボード。本来スペースキーのある場所をその土台ごと取り払います。代わりに木とアルミで作った土台にチェリーのジャンクキーボードから外したキーを付けます。キーボードの基盤の端子に半田で並列つなぎにしてキーを増やしています。

ベースになるマイクロソフトのキーボードは初期のモデルとOEMで作らせたモデルがあり、基盤が違うので改造するとき端子の場所が変わります。たぶん絶対こんな改造をする人は居ないでしょうけれど、豆知識ね。

ゲーミングキーボード改造親指シフト
安価なゲーム専用キーボードが、左右にシフトキーを持っていましたので改造しました。たぶんこれもメンブレンをバイパスしてます。すごくちっこいキーボードでした。人に譲ってしまいました。

アクロススクロールキーボード改造親指シフトキーボード
アクロス USBスクロール付キーボード ASB-KYSKを、やはりメンブレンでバイパスしたような気がします。あんまり前の工作で、現物が手元にないのですが。

 英語エルゴキーボードメンブレンバイパス親指シフトキーボード
メンブレンに手を加えて改造した無茶なキーボード。中身だけちょっといじっているので外観はそのままです。もともと英語キーボードで接続がPS2。たしか右キーを「*」キーに割り当ててます。PS2なのでさすがにもう使っていません。押し入れかどこかにあるはず。