事故が起きたときに生き残りたくないので軽自動車に乗っています。生き残りたいダーウィニストのみなさまにおかれましては普通自動車のじょーなぶ2000ccや3000ccというハイクラスのスポーティサルーンに乗って、事故を起こしても軽い怪我で済んで、やっぱり軽自動車なんてものは危ないねーって言いながら居酒屋でビール飲むんでしょう。
生きてるほうは南湖の東側に住んでる人なので販売店は「2」かなあ。
日産:スカイライン ハイブリッド販売店検索
スカイラインだからプリンス系かとも考えてみたけれど、いま、そういう系列で車種の縛りも緩くてどこでも頼めば乗れるそうです。ファミリー向けのLVとかいうミニバンに強いディーラーは除外すると、あとは
事故現場から近い、あそこの日産の販売店をよく知っているぞ。事故現場からずいぶん近いこと。
白河から4号を南下するときは高架道路を降りて、無駄にぐるりと一周しなて4号に乗る高架の近くです。最初、道が分らないときに良く使ってました。ケーズデンキ白河パワフル店のオープンイベントを観た記憶があるので、出来たのはこの10年くらいのはず近くにハローマックもあったような。グーグルの表示を見るとコジマって書いてあるのはなぜ。資本提携でもしてるのですか。
そのあと新白河の駅横の踏み切り経由でイオンに抜ける道を見つけたので、後半はあまり走らなくなった場所です。
知れば知るほど悲しい事故です。
白河 軽乗用車の親子死亡 – NHK福島県のニュース
試乗用の車と軽自動車衝突 2人死亡、2人けが 福島・白河市(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
死亡事故の原因を調べても、あんまり意味がないと思うのです。軽自動車側のミスでいくらか相殺されたとして、助かったほうの誰かの気が済むのでしょうか。あまり意味のあることとは思えません。
じいさん向けにいろんな機能を装備。これだけ安全装置が付いているのに一切動いた気配がないのはなぜ。インテリジェントペダルなんものが付いていても、乗っている人間にインテリジェントがなければ何の意味も無いんです。
事故の現場は国道4号の白河市内です。上記に記した高架合流の場所の角に日産のディーラーががあります。「2」の販売店の試乗車だと勝手に仮定しますと、事故現場は直線で500メートルしかありません。東北新幹線の高架を斜めにくぐったらすぐに交差点です。事故を起こした車が通ってきた方向は長い下り坂です。勝手に加速するほどの急な坂ではありませんが、幅が広いので飛ばそうと思えばいくらでも走れます。日曜日の国道は、そういう走り方をするひとが多いので嫌いです。
衝撃的な映像をみて、ずっとどうしてこんなことになったのか悩んでいました。右直事故であるならば、どうして対向車線のそれも左寄りにある電信柱を壊したのか。手前の東京からの距離を表す道路標識が無傷で、信号電柱のみ人の背丈ほどの高さで壊れています。
あくまで想像ですが、試乗車は軽自動車の側面に衝突してはじき飛ばしたんだと思います。
日本テレビの映像をみると、軽の助手席側が電柱に食い込んでいます。また、試乗車からみて左よりの、ずいぶんと歩道よりの位置にスリップ痕が見て取れます。衝突した弾みで軽自動車は半回転しながら空中に舞い上がり、歩道の縁石使ってジャンプしアルミの標識を飛び越して電信柱にぶつかった。一見合理性がありませんが、こう考えるのが一番答えに近いように思います。はじき飛ばされた軽自動車は左側に電柱に食い込ませたまま、後部ドアを隣の街路灯の下の部分にあてて屋根まで潰し、試乗車と同じ向きで地面に落ちたのではないか。ただ、救出用に屋根も切ってるので、どれがどの跡なのかは分りかねます。
軽自動車をくしゃくしゃにして、15センチ径の電柱までへし折るのですから、相当なエネルギー量です。それだけの事故で、ボディの剛性が高くて試乗していたドライバーさんとディーラーの方は無傷なんですから日産スカイラインは良い車です。NRA風にいうと、車が悪いんじゃなくて人が悪いんです。翌日はテレビで大々的に新型スカイラインのプロモーションが始まりました。
事故現場には箒をもって破片を掃除するディーラー仲間の人が、映像に写っていました。事故対応は手慣れたものです。翌日の夜にテレビをみると、WBSの大浜キャスターが加速が良いとニコニコしながらハンドルを握るのを観て、私もこの車の加速が見事であることだけは知っていました。事故を起こした試乗車のエンジンはどうか知りませんが、今度の新型スカイラインはダイムラーのエンジンを積んでいるそうです。
どうも、ぶつかり方と最後に落ち着いた場所と、軽自動車に付いた傷をみると、ほぼ正面衝突のように見えます。軽のリア後部ドア(リアハッチ)と屋根には、最初に電柱に当たった跡があり、屋根を潰しながら横に動いた痕跡が見て取れます。救助前にレスキューの消防自動車で移動させているはずですから、現場の写真の位置関係は当てにならずキズから推測するしかありません。
背の高い軽自動車は動いているときに斜めから当てられると簡単に転覆します。そのため、幾ら考えても最初のぶつかり方の分らない事故です。
試乗中の事故、同乗のディーラー社員を異例の書類送検 | レスポンス
事故映像、高級スポーツカーが見物人の列に突っ込む│Car Accident – YouTube
田舎に住んでいると、どこまで行っても同じ景色で、どこまで行っても福島県であることにうんざりする気持ちも分ります。そこから速い車に乗ろうなんて気持ちになるのも、まあ分らなくもない。
ただ、速い車に乗ったとしても、行ける先は白河か矢吹か須賀川なんです。それでも早く行きたいものなのでしょうか。
特定の場所に情報が蓄積されていて、そこに行かないと何も出来ないって時代なら移動に価値がありその手段である乗用車にも意味があったのかもしれません。
たしかに東京に行かないと手に入らないという時代がありました。ほかに趣味のない娯楽の少ない時代ならともかく、もう平成も四半世紀を過ぎようとしいるのですがら、そんな移動手段に人生を賭すこともないと思うのです。あしたからすべての車を自動運転にして欲しいものです。