電話線をアース線にする実験

電気の点検があるので掃除をはじめたら電話線が目につきました。固定電話は廃止して、もう10年以上使っていません。

屋内配線はそのままにしています。家の奥の方にパソコン部屋があり、電話線の差し込みプラグがあります。奥の部屋は地面が遠く、アース線無しでパソコンを運用してきました。そこで思いついたのが廃棄した電話線でアースをとる方法です。

奥の部屋から家の外まで電話の2線が確保されています。電話線ですので最後は電柱のほうに向うため、電線が外に出たところでカットします。皮膜をとって以前別の部屋でパソコンを使っていたときの名残りで埋めたアース線とつなぎます。

配線ができましたので、パソコン側と接続します。コードの差し込み口に緑色の線がついた電源ケーブルを使います。ケーブルからアース線を繋いで電話用のソケットまでのばします。ソケットの中をあけると、2線に分かれた部品がでてきます。アース線の皮膜を剥がして2つに分岐した導線を左右それぞれに適当に繋ぎます。これで電話線を使ったアースが完成です。

たぶんもういまの電源は性能がよいのであえてアースをとらなくても平気かもしれませんが、廃物利用で出来たのでやってみました。あまりお勧めはしません。