やめて下さい副機長

コクピットを完全封鎖して旅客機の安全を図ったら副機長が立てこもって自滅を選んだドイツ機の事故というか事件。

機長なり副機長が緩やかな消滅を望んだ場合、阻止する手立てがありません。自動操縦か、外部の遠隔操縦に切替える以外に手はなさそう。しかし、そんな方法は現実的ではありませんので不具合のある操縦士を見つけて排除するのが第一です。その上で、仕組みとしてなにか手立てがあれば付けてほしい。

パイロットに起因する墜落事件は日本でも起きています。

日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
DC-8。羽田沖墜落事故とも。

機長やめて下さいってネットスラングになっています。となりに座っていたコパイが、「キャプテン、やめて下さい」と言っています。着陸体制に入っていたのに逆噴射すれば落ちます。

幻の滑走路―弟清二と羽田沖墜落事故
機長は事故後ホテルから病院にカンヅメにして追いかけてくるメディアから隔離して保護されました。最初のうちは家族も面会ができたけれど、病気ですから会えなくなります。近くで見ていた人には「変化」が見えなかったくらいですからよほど専門の精神科医でもなければ見抜けないのでしょう。

ドイツ機の副パイロットがどんな人なのかは分りませんが、精神的ななにかを見つけるのは難しいと思います。それなら自動操縦か・・・。物体を電子レベルに分解して転送する装置ができれば安全かもしれない。ハエ取り紙は必須です。

NHKのニュース映像では精神分裂病と言っていますが、いまは統合失調症と名前が変りました。産業医が面接をしてパイロットとして適正があるか、能力が残っているのかを判断しています。判断が正しくなかったので会社の責任となりました。人の命に責任なんて取れませんけど。

症状

統合失調症について -精神分裂病と何が変わったのか-|公益社団法人 日本精神神経学会-The Japanese Society of Psychiatry and Neurology-
概念を連想したとき、本来統合されるべき言葉がバラバラになることから分裂病の名前が付いたと読み取れます。若年痴呆なども含むため、再定義され統合失調症という名前に置き換わりました。

昭和毎日:ライシャワー大使刺される – 毎日jp(毎日新聞)
関連する事件。

姫路 心療内科|前田クリニック 統合失調症 (旧称:精神分裂病)
発病の原因が遺伝では、辛いですね。